Life Booth Diary

各種スケジュール確認。日曜日にお手伝いとして現地に出向くことになった。さすがに公開前だけあって土曜日も作業が入りそう。

平行してActionScriptの最適化など。Flash4のコードで試行錯誤しても無念感が残るので、結局全体の構造を作り直すことにした。このあたりのオーサリングノウハウをもうちょっと積めば、結構技術としてウリになるなぁ思う。

2ヶ月前くらいからサポートで引きずっていた件、なんとか解消できた。結論としては、家電メーカーのコンピュータは買うな。SONYがVAIOを引っさげてWindows機市場に殴りこんできたときもボコボコに返り討ちにあったわけで、やはりコンピュータは家電とは似ても似つかぬものだと思う。

よく名作だと言われる『ふぞろいの林檎たち』は、拙者の世代と少しズレている。そのため、まともに山田太一脚本のテレビドラマを見たことはなかったが、この前テレ朝の開局45周年記念でやっていたドラマ『それからの日々』で初めて山田太一と出会った。

結論から言うと、ドラマも、この本もおもしろい。繊細に描き出される人間関係や、場面設定が秀逸なのは言うまでもないが、なによりも素晴らしいと思ったのは話とセリフのリアルさ。

どうでもいい作り話が氾濫している世の中で、今「リアルである」ということは、相当に難しいのではないだろうか。それが本来のドラマのおもしろさであるとは思うが。

土曜日だが、結局出勤。バイトのEiji君と一緒に夕方すぎまでじっくりデバッグする。半年のプロジェクトだったが、なんとか明日の設置・公開には間に合うところまで来た。初ディレクションのこの案件、一言で言うと、長かった。その代わり勉強になったことも多数。

夕食は完成を祝って二人で出前の中華。ウマー。

公開前の最終デバッグ。ホントにちょうどいいタイミングですべての作業が終了した。なにも計算していないのにピッタリと物事が収まったとき、「自分は天才じゃないか」と錯覚するというかしたくなるわけだがそういうことはまったくないわけでああもうやはり拙者はこのような錯覚・妄想をしまくる凡人なのでありまして一市民でありましてプロ市民への道は険しいなぁっていうかそれは目指したくはないなと思った。

というような妄想をしつつ、設置のために九段下某所へ。数時間かけてパネルなどを設置。ひとまず完了である。

神保町の和民で1杯ひっかけてから帰る。明日も仕事なので量は抑えたのに、結構酔ってフラフラしてしまった。

友達に借りて読了。イングランドの庶民文化がよく理解できて、おもしろい。拙者はトニーの事をただのおもろい外人だと思っていたが、ちゃんとデザイナー・スタイリストという本職があることを知って驚いた。絵もうまいじゃないか～。おもろいだけではなかったのね。

しかし、イングランド人にとってオーウェンは本当にヒーローなんだなぁと思った。日本にもそういうFWが……欲しい。結局、エメルソンの帰化に期待をしてしまう自分が悲しい。

公開は終わってもまだまだ作業は続く。

とは言え、気持ち的にも落ち着いたのは事実。各種ウェブサイトの更新などもする。

うーん……。2人とも好きなんですけど……。読み進むにつれて、なんだか辛くなってくるのはなぜ？

FlashでガツガツActionScriptの作業。書いて書いて書きたおす。

その他、某プロジェクトの打ち合わせなど。決めなければいけないことがいっぱいある。

今 敏監督。
ほとんど予備知識のないまま見たが、3Dがすごく自然に取り入れられていて興味深かった。デジタルで作られたアニメーションは、セルアニメを見続けている目にはどうしても不自然に映るもんだと思っていたが、ほとんど違和感なし。お話もよくできていて、女優の「自分が好き」という言葉にも重みがある。

今監督の他作品では、『PERFECT BLUE』を高校生のときビデオで見た。当時は「おー画がすげーふーん」という感じでぼんやり見ていたが、今見直すともっとおもしろく感じられるというか、きちんと見るべきところが見えたりするだろうか。

フルFlashサイト納品完了。フルFlashサイトをまともに作ったのは、これが2回目。ユーザーの立場としてもすべてを好意的に受け入れられるフルFlashサイトを見たことがないので、自分を納得させるのはなかなか難しかった。

サブの案件はまだまだ進行している。swfの修正など。

ヴォルフガング・ベッカー監督。http://www.gaga.ne.jp/lenin/
イイ！　見終わったあと、「良い映画を見たなぁ」という思いに包まれる映画。本も役者も演出も音楽もすべてがピッタリとあっていた。ラストもめちゃくちゃに切ない。

国とはなにか、資本主義とは、社会主義とはなにか、人を本当に幸せにするものとはなにか……とにかく言うことなし。

ていうか4月さんッ!!　拙者に黙って1年の4分の1が経過したことをいきなり告げないでくださいッ!!

なんかもう時間の流れるスピードが遅くなることはないんだろうなぁと思った。ただ、いろんな案件が落ち着いてきて、会社での時間はある程度ゆっくりと流れるようになってきた。

先週からぶっ続けで怒涛の仕事をしていたので、今日でひとまずお休みに入れることに至福の喜びを感じる次第であります。

私生活でも、そろそろ消化しないといけない事柄が多数。掃除とかな。

西武新宿ペペ内のユニクロにて。

抹茶のティラミス
Canon IXY Digital 200a

夕方から、1年以上ご無沙汰だったshakesさんとぷらとの3人で飲み。新宿西口で集合して、適当に歩いて入ったのは隠居邸。無国籍料理ということで、野菜からカレーまでごったまゼの料理が食べられる。

2人ともあまり飲めないので、１人で寂しくビールやチューハイなどを飲んだ。

教授のニューアルバム。ジャケットのCGは微妙かもしれんと思った。

初回限定生産版を購入。小さいブルースハープ入り。

あまりファンである自覚はないのだけど、ここ3作くらいアルバムは欠かさず買っていたりする。一番好きなアルバムは、古いけど『VERSUS』。

当初CCCDでの発売が予定されたものの、ファンの反発の声からなのか、くるりの方針転換からなのか、いつの間にか通常CDでの発売になったという曰くつきの作品。あるべき姿勢を示したミュージシャンに対して、敬意を示す意味でもばっちり購入しておいた。

もちろん元々、くるりファンだから買うわけですけれどもね。ええ。

Eric Martin参加のシングル。Tak Matsumoto Groupっていう名前はなかなかうまいこと付けたなぁという感じがする。

今日も今日とて飲み歩き。神保町の鳥元でまったり焼き鳥＆ビール。鳥元を「とりもと」と読んだ連れも一緒に。まぁなんていうか、悲しくなった。

さらに後輩の女の子も半年ぶりくらいに同席。たしか専攻はCGだったはずなのだが、今はトリマーの専門学校に通っているらしい。ふーん。

帰る前に日高屋でラーメンと半チャーハン食ったら、やはり許容量オーバーで死ぬほど苦しくなった。ひぃひぃ言いながら帰宅。おえっぷ。

メイン案件、ほぼ修正のチェックも終わり、あとはもう不具合が直るのを待つばかり。待ち遠しいとはこのこと。

合間に、別件のアニメと画像修正を進めておく。

レイアウト再構成をしたり、英訳をしたり、作業の内容がなにかとHTMLな本日。

４月は毎週土曜日に飲み会をやることに大決定。年末から年度末にかけて片っ端から飲み会の申し出を断わっていたので、今の季節に怒涛のスケジュールになってしまった。忘年会かよ。

しかし久々に会う人などもたくさんいるので、今から楽しみ。

ボロボロとswfの修正がでてきたので終日その作業を。直しても直しても不具合が出てきて、湧き水のような感じであったがなんとか落ち着くところまで。

沢木を読むときにいつも思うのは、中学生くらいの頃に彼の作品に触れていたかったということ。

ありそうでなさそうな少し異質な世界に引きずり込まれていきながら、少年時代に感じた意味のない焦りや怒りを思い返すたび、あの日の自分に何かを伝えたくなる。だが、拙者には自分自身に何を伝えたいのか、はっきりとは分からないのだ……（沢木風）。

メイン案件もサブ案件も大詰め。半年ほど同じプロジェクトを続けていると、本当にそれが終わりを迎えているかどうか分からなくなるような気がする。

もっと長いスパンで仕事をしているコンシューマゲームの人たちは、どうやってモチベーションを保ち続けているのか不思議だと思った。

金曜日。「花の金曜日」という表現をするのはジジイかどうか。

拙者はしない。

元同級生との飲み会のため、新宿へ。拙者以外はみんなCG出身で、そのままCG業界で働いていたり、フリーでやっていたり、はたまた仕事をしていなかったりする連中。学校で彼らのように自分とは違うジャンルの、気の置けない仲間たちができたのは本当にすばらしい財産だと思う。

と、面と向かっては言えないので今さらここに書いてみるテスト。

6人で向かったのは「前菜屋 鈴」。大皿料理が売りということだが、それどころではなく席がせまい。もともと4人席のところに6人が詰めて座り、さらにあとから1名加わったためにギュウギュウ詰め。仕事してきたやつもいたので、これは失敗だったが、料理はそこそこうまかった。拙者はビールばっかり。少人数でメシ重視の飲み会なら使えるかも。

1次会後に数名帰宅し、2次会は「ぼでごん亭」で。Co,がチリビールというものを頼むと、いつも気さくに接客してくれる店員のお兄さんが「ホントにいいの？　知らないよ」と言ってくる。チリのビールはそんなにまずいんかな、と思っていると、チリとは国名ではなく、チリ唐辛子のチリのことだった…。

ビールでむせたのは初めてであった。ホントに唐辛子の味がした。

新宿紀伊国屋書店にて購入。

ナンシーとの有名人いじり繋がりでなんとなく購入。

拙者はナンシー氏のことをずっと男だと思っていた。よく考えればナンシーって女の人の名前だよなぁ。

晩飯は新宿で焼肉。食べ放題、飲み放題で死ぬほど食う。野菜やご飯をなるべく最小限にして、肉をたらふく食ってみる手法をとってみた。結果、うまかったが油まみれでちと苦しく。やはり適度なご飯は重要。

メイン案件、公開後の最終チェックを終了。いろいろあったがこれで最後。もうお前と会えないと思うと寂しいよ。

あとは修正したり更新したり。

明日、母校の合同企業説明会に参加するのでその準備と手配など。ついでにウェブサイトの求人ページなども更新。

新規案件の発注。といってもテクスチャ1枚なわけだが、専用ソフトで使うテクスチャなので1枚作るにもあれこれノウハウが要りそう。とりあえずどのように上がってくるか楽しみ。

母校の合同企業説明会に企業側として参加するため、少し早起き。早めに家を出るも、こういうときに限って各停の中央線は中野で10分弱停車しやがる。ファック！

若干遅刻気味で現地に着くと、道端で後輩のKやAに会う。当たり前だが二人ともスーツ。拙者はジーパンにラフな白シャツ。どうなの、これ。案の定、会場に入ると企業側はみーんなスーツだったので、一瞬受付の学生に「ん？」という顔をされてしまった。まぁよし。

肝心の説明会では、弊社の長テーブルに3時間で50人がやってきた。持ってきた資料は、途中であっさりなくなる。デモ用にスタンバイしていたiBookのバッテリも2時間で尽きた。なんか相当、供給が少ないようだ。

学生には、思っていたより「死んだ魚の目系」な人は少なかった。あとなぜか女の子多し。ふーん。

説明会後の名刺交換会という名の営業会では、元担任や元顧問などから営業プッシュをされまくる。学生のときは冷たかったのに、卒業して企業側に回った途端に手のひら返す人もいて、なんだかなーと思った。教員のそういう嫌なところって、学生に伝染するんだよなー、と。

もちろん大方の先生には、いつもの感じで歓迎していただいて嬉しかった。さて、何人応募してくることやら。

初挑戦作家。なんとなく名前で購入。

前から欲しかったが安くなっていたので即買い。

駅前の古本屋で購入。同じ店で買っているのに、2巻より50円安いのはなぜ。特に痛んでいるわけでもなく。

メインの案件、バージョンアップ完了。本サーバのチェックも完了して、あとは来週の打ち上げを待つのみとなった。ふはー。というわけで21時台には帰宅開始。当たり前だが、帰りの電車の客層がいつもとまったく違う。

いろいろソーシャルネットワーキングサイトを覗き中。しかしこの呼び名はなんとかならんかったのか？　略称SNって誰が分かると言うのだろう。Blogもそうだが、なにも本家の海外の呼び名で呼ぶ必要は、果たしてあるのか？（このあたりはBlogブーム当初にいわゆるテキストサイト支持者から激しいブーイングを受けた一因でもあると思う。ブログ！　カコイイ！みたいな）　出会い系とか、eなんちゃらとかもそうだが、日本のネット系サービスで「おお！」と思えるような呼び名に出会えることは、ほとんどないなぁと思った。まったくSorry, Japanese onlyだ。

なんだか子どものまま大人になったような人だなあと思った。消しゴム版画という手法にも、ノスタルジーを感じる。

来週頭はメイン案件とサブ案件の合同打ち上げ。サブ案件も無事、マスター入れが終わっているようである。

そして明日も飲み。明後日は焼肉。予定いっぱい。

先日購入したUSBハブがかなり良かったので、まったく同型のものを購入。デザインが素晴らしい。
ポートごとに整理された穴や、利用状況を示すLEDなど、すべてが考え抜かれた設計になっていると思う。

http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MM-SPSW5&mode=main
ヨドバシカメラ川崎ルフロン店にて、リビング用に購入。ウーファーのおかげなのかなんなのか、このあたりの価格帯のスピーカーの中では一番音が良かった。
ところで、サンワサプライのサイトって今どきフレームなんですな。ちょっとビックリした。

東京・虎ノ門の地下には静かなる戦場があった。
Canon IXY Digital 200a

休日には珍しく朝起床。本日は『沈黙のシールドマシン展』を見に行くためである。同居人のharuさんと共に虎ノ門へ。

昼前くらいに現地に着いたが、すでに1時間待ちの行列ができていた。基本的な客層はオタ中心なわけだが、新宿を歩いてそうなカップルや親子連れ、極めつけはゴスロリまで雑多な感じ。まったり待っていると、地下出口から庵野監督まで出てきた。セントラルドグマに通じるものがあるのか。

で、地下はかなり強烈。すべてのイメージがかっこよすぎる。これは後日、Photographにまとめる予定。そしてなにより、日頃は工事を担当している現場のオジさんたちが説明をしてくれるのが熱い。

ファンタジー営業部のB主任から名刺をいただいたり、ジオサイトプロジェクトの公式サイトでレポートを担当されている酒井さんに地下について熱く語っていただいたりして、充実の時間をすごす。陶酔。

渋谷のとんかつ屋でたらふくご飯を食ってから川崎を経由し、蒲田へ。母校のサークル行ったりなんやかんや。

夜には新宿にて元同級生、現在は某誌編集長のF氏らと飲み。今日はものすごい移動距離であった。

激しく眠い。

夕方から蒲田でtac氏らと焼肉で再会。食べ放題で激しく食う。そして激しく飲む。苦しくなって帰宅。

三ヶ月くらいサポートで悩んでいた件が、本日ようやく一段落した。結論から言うと解決したのだけど、いろんな根が深くて苦労した。大まかに書くと、ますますWindows Meのことを嫌いになった。

明日は、新しいメイン案件の原稿到着予定日。量が見えなくてドキドキ。

メイン案件の原稿はまだ遅れる模様。スケジュールに余裕ができて、嬉しい限り。

アニメ修正やら別件の原稿修正やら。9時、10時台に帰宅できる奇跡。

夕方までちょっと面倒なサポート作業をずっと。いろいろ調べ物。PCメーカーのサイトって使い勝手が千差万別でおもしろい。使いづらいところは、商品にもいまいち魅力がなかったりする。

夕方からメイン案件とサブ案件の打ち上げ。スタッフ総出で恵比寿の「絵びすばたけ」へ。ここのイタリア料理は、拙者が人生の中で一番ウマいと思えるイタリア料理である。味だけではなく、料理や食事といったものに対する深い愛情が感じられる素晴らしいお店。

すべてがウマすぎて言うことなし。幸せな夜。

なんでこんな中途半端なところで休日が、と思っていると、今日からゴールデンウィークまでぶっ続けで有給とってプラチナウィークとか抜かしているやつもいるようだ。11連休。そんなに休むと立派なブランク。

夕方、駅前のコージーコーナーで生チーズパイとアイスコーヒー。ものすごくウマい。

さらに同居人2人らと居酒屋でおちあって軽く飲んで帰る。

本日付でデザイナーさんが1人退社。一緒に仕事したのは1年ちょっとだったが、あっという間だった。メイン案件の引継ぎをする。

夜、地元から一緒に出てきたMが来宅。「大学辞めて、田舎帰って公務員でもやる」とか言ってる。明日にでも新幹線で帰るらしい。中学のときから生真面目なやつで、テニスも勉強もコツコツやっていたが、大学卒業までもたなかったか。結局、横国の2年生で3年間留年したようだ。

一緒に中学・高校時代を過ごしたTも呼んで、近所の焼き鳥屋で飲む。Mは、拙者とテニスのダブルスでペアを組んでいた頃と比べて、体も太っていた。なんとなく、中学のときにこいつに惚れていると噂されていた女の子に、今のこいつを見せるとどんな顔をするのだろう、と思った。

大声で留年を非難し、何のために都会へ出てきたのかと問い正しながら、最後まで満員電車になじめなかった同級生を眺め、よく冷えた日本酒ばかり飲んでいた。