Life Booth Diary

アクションスターから途中経過報告を受ける。アニメ戦線異状なし、とのこと。順調に行けば明後日には本体と合流して進軍することを確認。週末には印刷部隊やオーサリング部隊ともに成果報告が聞かれそうで楽しみである。

そんな折、上官は金曜日にスキーをしに行くらしい。マジですかー。

チェックして対応して発注の日。事務的作業は続く。

合間に自己解凍書庫の修正をちょいと。

2月の後半は暖かくなる気配があったのに、3月に入ってから、これはどういうことだというくらいの寒さ。冬服飽きたよ、もう。

野中さんの誕生日ってことでOrkut経由でバースデーメッセージを送る。

アニメーションデータそろう。他のデータ渡したり、スケジュールを確認したり。左サイドばかりでゲームを展開していたので、ずっとサイドチェンジしようと思っているのだが、右サイドには誰も走りこんでいない状態では思わずファールをしたくなるものだ。

たまっていた静止画・アニメの制作にin。写真ベースの静止画は、テキストとのバランスも美しくて楽しい。

拙者は5年以上前から画像ビューワはACDSeeというソフト1本でやってきている。オフィシャルに日本語版が存在しなかったメジャーバージョンが2の頃から使っている。このソフトのいいところは、とにかく動作が機敏。画像ビューワとして最低限の「画像を閲覧する」という行為だけに着目して設計されており、すべての操作はヘルプを読まなくとも疑問を持つことなく進めることができる。

ACDSeeは、その後バージョンアップを続けて日本語対応や機能追加が行なわれてきたのだけど、いまだに拙者は2を使っている。なぜならば拙者はこのソフトウェアに「画像を閲覧する」こと以外の何の機能も求めていない。写真をセピア色に加工したり、１クリックで印刷注文を出したりできる機能は、まったくもって不必要なのである。

拙者が古いソフトウェアを愛する時は、そのソフトウェアが機能的な円熟を迎えている時である。

なにが嫌って、平日に早起きして洗濯ができない怠け者の自分が嫌だ。そして休日は遊び疲れて洗濯ができない自分が嫌だ。

しょうがないのでご近所に悪いなと思いつつも夜中に回す拙者であった。

先週我が家に新しい同居人がやってきた。この間まで同居していたCGアニメーターのtac氏の後釜である。tac氏は実家に戻ったらしいが、2月上旬に引っ越してからまだ4回しか家に帰っていないそうだ。正に殺人スケジュール。おそるべし、CG業界。

その点、新しい同居人Tはバッチリである。今年、無事学校を卒業して、春からは見事にフリーター。もうやることなんてまったくなく、時間余りまくり。これで拙者の洗濯も安泰というものである（違う）。

とにかく新しい門出を祝うということで、もう1人の同居人haruさんと3人で近所の海鮮系居酒屋で歓迎の飲み会。茄子の一本漬けとかつまみながら。

体調を悪くしたので本日はお休み。BGMは近所のピアニスト（推定年齢：9歳）によるつまりながらのバイエル。たまに練習に飽きたのか、ドラクエのテーマに変わったりするところが微笑ましいなぁと思いながら眠った。

まどろみながら、小学生の頃、ピアノを習っていないやつでも、メジャーなゲームミュージックなら1曲弾けるという人は結構多かったことを思い出した。

ソフトのバージョンアップ作業など。オンラインで公開しているソフトは、よっぽどどうでもいいソフトでない限り、公開と同時に何らかの反応が見える、このあたりの反応のスピード感は、麻薬にも似た快楽があるなぁと思った。友達が少ない人でも是非！というか（違う）。

ひさしぶりに動画の編集作業も。たまには筋トレしておかないと、いざというときに動けない。

メイン案件の色校も確認。こちらはデザイナーがいい仕事をしているので、何も言うことなし。見ているだけで進んでいくって危険をはらんでいるけれど、気持ちいい。

新案件のスタディ制作。フルFlashだしActionScriptで制御だなーと思っていたら、制作のバージョンはFlash4とのお達しが出てガクリと肩を落とす。ていうか4ですか！

そもそも、PCにFlash4が入ってないのでインストールしてみるも、そのあまりの使いづらさに5分でギブアップ。そういえば、こういうインターフェースでやっていた時期もあったなぁ…と感慨にふけったり。4をいじっていた頃は、スクリプトなんてわからんちんだった。

4書き出しで動けばいいので、制作はMXで進めることに。慣れるとパネルドッキング方式から逃れられないかも。最近、Adobeの通常パネル方式にすら違和感を感じるようになってきてしまった。

帰宅してからAmazonを見ていたら、モーレツにCDを購入したくなったのでポチッと押す。『Let It Be...Naked』の輸入版と、LOVE PHYCHEDELICOの3rd。『Let It Be...Naked』は、国内盤がCCCDになっていて、洋楽ファンのみならず音楽ファン全体からもブーイングを浴びせられているようだ。

CCCDについては、各所で様々な問題が取り上げられている。ミュージシャン同士でも180度違う意見を述べられたりしている。もはや拙者の語る余地もないのだが、ただひとつ、レコード会社に対してちっぽけな1ユーザーである拙者ができる意思表示としては、CCCDを1枚たりとも買わず、通常のCDを1枚でも多く買うことだ。

クラーク・ジョンソン監督。http://www.swat-movie.jp/
最初こそ、特殊部隊モノらしい展開で「おお！おお！」という展開の連続だったが、だんだんとペースダウンしていき、途中から見る気をなくしていく映画。後半なんて、画面が暗すぎてほとんど何が起こってるか分からなかった。こんなんS.W.A.T.じゃない！
だいたいアッサリ捕まって自分ではなーんもできん麻薬王がカッコ悪すぎる。悲しい。

怒涛の仕事日。送って返ってきて確認して、送って返ってきて確認しての繰り返し。それだけをただひたすら。

ちょびっとだけ、動画のキャプション修正などして帰宅。

発売日に買うのを忘れていたので、Beatlesと一緒に購入。

夜中のネットサーフィン、特にショップ関連の閲覧行為は即購入につながるので危険だと思った。つーわけでAmazonよりご到着。

448.jpのドメイン更新メールが来ていたのを放置していたので、ここいらで送金。ネット経由でポチッと。クレジットカード持たない派としては、ネットバンキングは救いの神である。物欲とは違うけど、4,200円お支払い。

1つだけずっと懸案だった箇所などFIX。もろもろ進める手立てを行う。

夜、だらだらとネットを見ていたらSEGA DIRECTで決算大バーゲンをやっているとの記述を発見。ほー、ネットショップでもバーゲンなんてやるんだーと思いつつ見に行くと、これがホントにお安い。『ROOMMANIA#203』が3,000円、『UFC2 TAP OUT』も3,000円などなど。

ネットショップで扱う特価商品って、PCパーツとかだけのイメージがあったけど、よく考えればAmazonだなんだで安くなっているモノをネット経由で買う機会はかなり増えている。いやぁまったく素晴らしい。

以前から欲しかったが買う機会がなかった『Rez』とトランスバイブレーターのセットが3,000円で売られていたので、ポチッと注文ボタンを押す。代引き手数料なしで送料450円。イイ線。

座布団用カバー。商品名はクッションカバーで、実際小さいサイズのクッション用カバーに使う。座布団にも兼用可。部屋の色とあわせてオフホワイトで。

吉祥寺の無印にて。来客用の座布団がリビングに2枚しかない（しかも両方とも同居人のもの）ので、確保。

吉祥寺で買い物など。無印の入り口が、異常な照明の数でめちゃくちゃ熱いのはワザとだろうなぁと思った。一瞬真夏。

晩飯を西荻窪のインドレストラン「Ganesha Ghar」で。「ガネーシャ ガル」と読む。マトンカレーとインドビール『Maharaja』。辛ウマ。

ルナ監督。
ギャロ主演ということで鑑賞。やはり映画は俳優で見てはいけないな…と嫌な汗をかきながら思った。お話とか演出とか、とにかくすべてが的を外していて、端的にいうとつまらない映画。こういう映画に自分の好きな俳優やスタッフが関わっていると、非常に残念な思いをする。

さらに、宇宙ものにも関わらず、出てくるキャストがとても宇宙飛行士には見えないという致命的な問題を抱えている。『シュート！』におけるSMAP的な恥ずかしさ。しかし、その恥ずかしいアイドルサッカー映画を劇場で見た当時中学生の拙者も十分恥ずかしいわけだけど。

各種雑務に追われる日。

今日チェックに回す案件の制作では、続々といい感じのイラストレーションが上がってきてヒジョーに楽しい。そして素材が揃っている状態からスタートするオーサリング作業はさらに楽しい。

終日、アニメーションの修正。なんとか1日でカタがついた。

カウントしたくないがカウントしてみたら、明日から5つの案件を同時進行させなければいけないらしい。やっぱり数えるんじゃなかった。すべての案件に拙者が深く関わっているわけではないので、作業量としてはこなしていけるものの、やはり頭の切り替えが難しい。

人間はコンピュータじゃないので、100円稼ごうと思ったら10円の仕事を10件やるより、100円の仕事を1件やったほうが断然イイ。

しかし時には100円の仕事が10件やってきたり、10円でもメチャクチャおもしろい仕事があったりするわけで、そこに年末進行だとか年度末だとか決算期だとか、各種大人の事情がごちゃまぜにミックスされたとき、人は慌てるのだと思った。あわあわ。

新宿西口ヨドバシカメラで購入。全額ポイントでゲット。

すごい勢いで3案件の仕事をしたなぁと思った。

しかし世の中には締め切りを守れない大人というのは、たくさんいるものである。そういうのは漫画家や小説家など、物書きの世界だけの話かと思っていたが、イラスト・グラフィックや音楽の世界もみんな同じだ。というかよく考えれば、表現するという世界では十分起こり得る話。

すべてのメディア表現には明確な「完成」がないため、どこにピリオドを打っていいか分かりづらい。そしてそれを打つのは、本人であったりクライアントであったりユーザーであったりして、不変である。

また一方で、表現に打ち込むあまりに周りが見えなくなったりすることがある。そのために制作の人間がいるとも言える。人間なのだから、前述のようなピリオドを打つタイミング云々の高尚な理由ではなく、単に怠けていたり、忘れていたりすることもあるわけである。

しかし表現に関わる仕事をする人たちは、表現者である前に人間でもあると思う。人間として当たり前の約束を守るということができないのはどうなんだ、と。拙者が学校であれほど口酸っぱく聞かされた「締め切りは守れ」という言葉はなんだったんだ、と。

拙者の仕事内容には、進行管理も含まれるため、他人のスケジュール管理などもズバズバやっていかなくてはならない。そしてここまで書いて分かるように、進行管理というのは、「調整さえやっておけば、あとはみんな大人なんだから自己管理して進めてくれるよね」というものではない。

例えば友達を1週間前に飲み会に誘っておいて、前日に確認の電話を入れたり、当日待ち合わせ場所でもう着いたよだの、まだ電車だのというメールを書いたりするような感覚。念押しと根回しが必要ということである。

というようなことを、ここ半年くらいでジワジワと実感してきたわけだが、改めて振り返ってみると子供に言い聞かせるような内容だな。「マァくん、ちゃんとできる？」的な。

サブ進行の案件、ほとんどオーサリング完了。あとはできていくのを眺めているだけ、になるといいなぁ。

来週末に予定しているF-site花見は、近所で行なわれることになりそう。自転車で行こう。

おもろい。いわゆる読者参加型の作品に、読者や作家自身（正確にはその分身）が出てきたり、世界と世界を行き来するというルールを当てはめたりというのは、国内でも手法としてはありそうな気がする。

しかし、それを「おもしろく」仕上げられるというところに、筒井作品の魅力があるのだなあと思った。

ひたすらに差分データの用意。あれチェックしてこれ入れてそれ直して。

あとは野となれ山となれ。

原 惠一監督。
「いやーおもしろかったですよ原さん！」と思わず監督に知り合い口調で謝辞を述べたくなった。大人も子供も楽しめる正しい春休み日本アニメーションの形という気がする。
期待せずに見たせいか、『嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲』よりもおもしろかったなぁ。

昼頃、近所に引っ越してきた同級生と待ち合わせ。小学校からの付き合いがなんだかんだと続いて今に至る。思えば10年。長い。拙者がこの周辺に住んでいるということは全く知らずに、新しい家を決めたというのだから、これぞ正に腐れ縁というやつなのだろうなと思う。

駅前の微妙なそば屋で昼飯。全体的にやる気のないオジさんとやる気のないオバさんで構成されており、残念な味であった。

お互いの家を行き来して、ダラダラと近況などを語り合う。晩飯も、近所の居酒屋で。フラッと適当に入った「旬菜台所」というところだったが、メシもうまくて酒もたくさんあり、かなりヒット、いやホームランであったと言えよう。

かなり久しぶりに自炊。と言っても人に作ってもらっただけで拙者はご飯を炊くくらいしかしていないが。カニ玉ウマー。会心の出来で、やたらご飯を食べた。

ちまちまと細かいところで修正作業。

Flash上で格子状になっている線から線へのシェイプトゥイーンを行うと、強制終了するようになってしまった。線を塗りに変換してもダメ。しょうがないので格子を縦線、横線ごとにレイヤー分けしてなんとか回避。

うごあー、メイン案件がひと区切り。なんとかなりそう。形はほぼ見え。

週末は花見。

ちょこっとバグ修正。

続いてチェックのための顔アニメパターンを2つほど作る。どうもしっくり来なかったので、当初予定にはなかった顔イラストでも1パターン。これがなかなか良くできていて、路線変更になりそうな予感。

日本でのCS:CZ発売日。前々からSteam（オンラインゲームの管理アプリ）経由でも購入できたが、支払いはクレジットカードのみ。拙者はカードを持っていないのでパッケージ版を買おうと思っている。

しかしSteam経由だと約4,100円（$払い）で、パッケージ版だと定価7,140円。これだけ差があると、ダウンロード購入も悪くないなと思う。それでもパッケージ版が販売されるのは、流通面の問題を除くとやはり箱とCDが手に入るからだろう。

ファイルさえダウンロードすれば、わざわざパッケージを買いに行かずともゲームを始められると分かっている。それでも箱とCDは欲しくなる。

ごく最近、「人間は、とても価値があるとは思えないようなモノにでも、形さえあればいくらでもお金を払う」という文章をどこかで読んだ。正にそのとおりだと思う。秋葉原に行けば、キャラがプリントされただけのテレホンカードが数万円で売られている。川原の石だって、『無能の人』にかかれば売り物になる。

我々は消費行為をするとき、「確実に消費したことが分かる証拠」を得るためだけに消費していることがあるのだ。

メイン案件は、ほぼ拙者の手を離れ、あとは時間の問題。タイムイズマネー。

ほか、求人の作業など。モーレツに人材不足ですよ。

発売当時、かなり話題になったがまったく無視していた本。今さら買ってみた。

男性作家ばかり読んでいると、どこかに気持ちが偏っていくような気がしてくるので女性作家を混ぜて購入。

チロッと立ち読みして新潮は文字がデカいなーと思った。新宿ルミネのABCで購入。

「どっしり固定ハブ。」というコピーで売られているUSB2.0ハブ。430gある。ハブの場所がUSB機器の抜き差しでグラグラしてしまうのが無性に腹立っていたので、買い替え。

長らくトラックボール派で、自宅にマウスが1つもなかったので購入。手に持った感じがめちゃくちゃフィットして気持ちよかったので、1握りで気に入った。

ちゅーわけで新宿西口ヨドバシカメラで購入。

新宿で買い物買い物また買い物。消費でストレスを解消していく。

ACDSeeのバージョン6体験版を試している。このソフトは、2の頃から使い続けているというか未だに2を使っているが、やはり6も微妙であった。完成してしまったソフトウェアをバージョンアップすることほど悲しいものはない。

http://www.lukewhittaker.co.uk/breakintheroad/

肝心のエディット部分が操作性の問題などを抱えていてあんまり楽しくない。しかしながらそれを補っても余りある素晴らしさを、アニメーションと音楽に持つ。グラフィックのテイストも好き。

メイン案件のオーサリングが公開日に追いつかなさそうなので、4/5にずれることに。あとはとにかくベストを尽くすこと。拙者はとにかくデバッグ。

デバッグデバッグデバッグデバッグデバッグ。

英訳原稿のチェック。中学時代に習った記憶を総動員した。英語の成績は良いほうだったけど、なにしろ中学止まりなので語彙が少なく、苦労する。

その他、スケジュールの確認など細かい作業も。

30万画素のウェブカメラ。Windows、Mac OS X対応。デザインが素晴らしい。内蔵マイクも便利ダ!!

書籍の執筆、付属CD-ROMの制作に携わってます（宣伝）。