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2003年11月01日

今日のメディア : [映画] 陰陽師

滝田 洋二郎監督。http://www.onmyoji-movie.com/onmyoji1/main/
あとで振り返ってみると、キャストが豪華だったことに気づく。今井 絵理子以外はみんなイイ演技だったなぁ。
アクション大作って言うのにはちょっと…と思うけど、昔見たゴジラなんかの東映映画にある特撮のいい匂いみたいなものは感じた。CGもたまに「え、今どきこんな?」というクオリティのカットもあったが、全般的には実写の支えに徹していて好感が持てる。

オキ日記 : 眠気の勝利であった

テープを完成させて朝6時前頃就寝。運搬と展示は後輩に任せて拙者は夕方まで寝る。

というかもともと拙者も学校まで行くつもりではあったのだけど、眠気の勝利であった。

2003年11月02日

オキ日記 : 遠く感じられた

朝、ふと思いついて学生時代にDTP・ウェブなどデザイン全般を教わっていた先生にメール。そういや毎年律儀に文化祭に顔を出していただいていたので、今年も会えるかなーという算段をたてたところ、ビンゴで急遽今日会うことにして出発。同時進行で同級生方面にも連絡してみるが、さすがに当日では3人しか集まらなかった。

後輩の作品を見て、どっかのミュージシャンがやってるステージを見て、なんとなく昨年までそうだったはずなのに学生時代が遠く感じられた。感傷的なものとかはまったくないんだけど、たった1年でそう感じてしまったことが不思議でたまらなかった。

同級生3人で月の雫で飲んで帰宅。砂肝のから揚げうまかった。

2003年11月03日

オキ日記 : 今日は雨

打ち上げにOB参加ということで今日も母校へ出かける。これでしばらく後輩へのサポートも終わりということで、拙者の休日出血大サービス。その分、拙者のやりたいことタスクはどんどん溜まっていくわけだが。

今年は現役の頭数が多くて安心しつつドバドバとビールばっかり飲んで、ひさびさにちょこっとカラオケ行って帰宅。根本的なところでは、どの時代も学生という時期のノリというか気概みたいなものは変わらないんだろうなぁと思った。今日は雨。

2003年11月04日

オキ日記 : 頭に汗

展示用コンテンツのプロット作成。時間がないので、とりあえずアリ物を再構成しておくという作業。当然ながらアリ物がなんなのかが分かっていないとできない作業なので、頭に汗しながらやる。

2003年11月05日

オキ日記 : 「宝探し」というように

昨日のプロットに使う画像をキャプチャしまくってから、ユーザーからのソフトウェアに関する問い合わせ数件をサポート。それからさらにウェブサイトの更新作業を。

こういう一日を送っている拙者に「で、いまなにやってんの?」と聞く同級生諸君の行為は、非常に無情だと言えよう。そんな難しい質問答えられるか!

そういうわけで、最近は職業を聞かれたら「宝探し」というようにしている。

2003年11月06日

今日のURL : 元横綱の曙、相撲協会やめ格闘技「K―1」へ

http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20031106i104.htm

曙キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
『大きい仕事があります』って!

でもなぜにK-1? バタービーンとデブ対決? でもプロレスに行くよりはおもしろくなるだろうなぁと思った。

オキ日記 : 日本語のおもしろいところ

制作中のコンテンツで使われる項目タイトル案を70件ほど考えまくる。まだFIXしなければいけない段階ではないが、15文字という字数制限にかなり苦労する。このコンテンツは教育モノなので、決まっている用語(例えば大気汚染物質、とか)は省略のしようがないのである。だが、工夫の余地がないように見えても、残り2文字でなんとかまとめられたりするので、そこが日本語のおもしろいところ。

アップされた画像チェックしたり、ウェブサイト更新したりしてから帰宅。

2003年11月07日

モバイルで一言 : リーゼントの中年は「見つめるなって言ってんだろお」とだらしない口調で横に座る女に言った。

リーゼントの中年は「見つめるなって言ってんだろお」とだらしない口調で横に座る女に言った。

オキ日記 : 崩しがちでいかん

体調優れず、会社休む。打ち合わせもキャンセル。ここのところ、どうも調子を崩しがちでいかん。

2003年11月08日

今日の写真 : 透けているN中さん

Canon IXY Digital 200a

オキ日記 : 溜まっていくのである

拙者が住んでいる地域のゴミの日は、本日土曜日が燃えないゴミの日である。燃えないゴミの日は週に1回しかないので、必然的に土曜日に出さなければいけなくなるわけだが、これがなかなか難しい。

金曜日の夜は、「今週も1週間ガンバッタナー、うんうん、お疲れさま>拙者」と思いながら夜更けに本など読みながら穏やかな就寝を迎えるので、ゴミを出す気力が起きない。そして深夜(もしくは早朝)まで起きているので、当然休日に朝も早くから起きて、ゴミを出すという行為まで至らない。代わりに同居人が出してくれるかと言えば、そうでもない。

こうして我が家には燃えないゴミが溜まっていくのである(捨てろよ)。

それでも9時くらいには起きて出社して一仕事。その後、代々木でF-siteセミナーに出席。MX 2004では、Premiereなどの編集ソフトから直接FLV書き出しができると知って感動した。あとはサーバスペースと回線確保だな。

3次会くらいまで出席して帰宅。ビールばっかり。最後にちょっと焼酎。

2003年11月09日

オキ日記 : 眼鏡とまつ毛の視覚誤差

拙者は近眼+微小乱視なので、メガネ野郎である。メガネをかけていなかったころは、「メガネってかけているだけで頭良さそうに見えるなぁいいなぁ俺もかけたいなぁハァハァ」と思っていたけれども、実際にユーザーになってみると結構邪魔くさくてダメですね、というようなことは昔書いたので別の話をする。

チリとかホコリのことである。一日中メガネをかけていると、手の脂だとかまつ毛、その他よくわからないチリ・ホコリの類が付着してしまう。それで当然のことながら、メガネ拭きでフキフキしたりするわけである。

このとき、キータイプとかしながら「あーなんか視界にチリがあるなー汚れちゃったなーメガネふかなきゃ」と思えば、メガネを外してスパッと拭いてまたかける。しかしまた視界の同じ箇所にチリらしき曇りがある。なんだよチクショウちゃんと拭けてなかったのかYO!と思い、また外して今度はゴシゴシ拭いてまたかける。だが、またしてもファッキンチリ野郎(こう書くと南米チリ方面の方に怒られそうだけど)が視界に! キー! なぜだ! と三度メガネを外したとき、ふと気づくわけだ。チリはメガネではなく、自分のまつ毛自身に付着していることに。

これを「眼鏡とまつ毛の視覚誤差」と名づけ、来週の学会で発表する予定である。

2003年11月10日

今日のメディア : [小説] ロバート・A・ハインライン - 夏への扉

日記に書いていないだけで、実は何冊も読破していたりするのだけど、読後の感想も書き留めておかないと忘れてしまうのでなるべくまとめておくようにしようと改めて思った。

というわけで珍しく海外作品。拙者が海外の小説を避ける最大の理由のひとつに、訳が入らないと読めない、という当たり前の理由が挙げられる。当たり前だけど、これはものすごく重要なファクターである。拙者は洋楽も洋画も見るが、音楽はどの民族でも使われている楽器・リズムがある程度確立されていて、それなりに言葉を気にしなくてもメロディは頭に入ってくる。映画には映像がある。なにより字幕の関係上、難しい言葉もよく考えられた上で訳されている。それに比べて小説の訳はどうもレベルが低いのである。

この小説も、その嫌な点がモロにヒットしてしまっている作品で、本当に訳がダメダメ。1979年作品ということを考えればしょうがないことなのは分かっているけれど、やはり辛いものがある。でも、SFとして努力して読み取れば、ど真ん中の王道を行っていて、気持ちよし。

オキ日記 : 作業進めておく

仕事復帰。もともと取材の日であったが、病み上がりを考慮していただき本日は内勤オンリーにしていただいた。諸々作業進めておく。

2003年11月11日

オキ日記 : メンドクセー

ちまちまと買い足すのが面倒になって、最近は焼酎ばかり飲んでいる。だがこれはこれで氷や水を買わなければいかん(拙者は主に水割り派)ので、結局一緒だなぁと思った。手っ取り早さという点でも、ビールはイイ。

メンドクセーという理由でビールしか飲まない人がいるくらいだものな。

2003年11月12日

オキ日記 : 数が増えているような

編集と付属CD-ROM制作に参加した本が重版決定したとの知らせ。第3刷目。順調に売れているようでなにより。そういえば最近、ユーザーサポートのメールも数が増えているような気がする。来週頭、インストーラを作成することに。

2003年11月13日

オキ日記 : ゲームとは言え

今年の8月7日に発売されたウイニングイレブン7を順調にプレイし続けている。現在のフォーメーションは3-5-2(フラット3、ダブルボランチ)で、レギュラーはケルゼン、フィリペスク、ボスク、フォックス、センシーニ、コフロフ、中村 俊輔、ルシアーノ、ドニ、オホリクナエ、アレクサンドロスという布陣。

日本人は安く買い叩けるので控えに川口キャプテソや名波がいたりするが、これは現実にも起こっていることで試合に出られなかったり、希望するポジションでプレイできなかったりする日本人選手は多くいる。そういうことを考えるとゲームとは言え複雑な気持ちになったりもする。事実、ウチのチームの中村は、昨シーズンにドニが移籍してきてから左サイドに回っている。

2003年11月14日

オキ日記 : 知りたいということ

朝からJAXA相模原キャンパスにて取材。取材に伺った人数が多くて(5人)、研究室では入りきらんということで、特別に実験棟に入れていただくことに。大勢で押しかけると利点もあるようである。人数で押せ押せ作戦。

当たり前と言えば当たり前なのだが、はやぶさの実験に使われた機械が、フツーに置かれていてドキドキした。海外にも行ったことがないのに「宇宙だ!」と言われても想像すらできないけど、知らないことを知ろうとするときの人間ってビューティフルだと思う。

午後は東京大学の本郷キャンパスに場所を移して再び取材。東大のキャンパスに入るのは初めてだったが、建物や路のデザインが素晴らしいことに気づいた。気づいたっていうか行けば誰でもそう思うだろうけど、「こんなに美しい場所を知らなかったなんてー!」というショック。都内中心部はほとんど歩いて回ったことがないことがバレてしまった。うーん、もっと歩かねば。

じゃあ知ってどうすんだ、映画でも撮るのか、というわけではなく、ただ知りたいということ。自分の住む都市が、どういう場所なのかということを、知りたいということ。

帰社してからタッチパネルモニタのセットアップ。使わないけど、ダブルクリックやドラッグも検出できることにビビった。使わないけど。

2003年11月15日

今日のメディア : [映画] 人狼

沖浦 啓之監督。
でもどうしても押井 守監督、と書きたくなる世界観。現実逃避しに来てるのにおも~い政治ドラマ見せられてもな…。AVALONといい、今作といい、どうも辛い。
スゲーと思ったのはアニメーションと外しまくったヒロインの声くらいで、最近映画を見てスゲーと思うのは本編とは全然関係ないところばっかりだなぁと思った。

オキ日記 : エンジン始動の準備

ボーっと映画とか見たり。あ、なんか俺にも休日というのが訪れているなぁという実感をした。半年くらい前から、どこかに行ったりするという余裕もなくて、家で作業か、どこかにセミナーなどの用事で出かけるか、という休日を過ごすことが多かったが、最近はなにやら時間を作れるようになってきた。エンジン始動の準備。

2003年11月16日

オキ日記 : デジタル気取り

夕方から同居人のharuさんと駅近くの海鮮系居酒屋で飲み。ガツガツと食いながらガブガブと飲む、若者の飲み。話すこともFlash MX 2004ってどうよ?とか、動画配信やりてーとか、デジタル気取りさ!

帰りにすこしゲーセンに寄る。

2003年11月17日

オキ日記 : 変わってしまう…

夕方まで、先週の取材内容をまとめる作業。現場で大ざっぱに入力していた単語の羅列を、整えていく。と言っても、普通に話してくれる人ならば、ほぼすべての内容をタイプできるので、さほど大変な作業でもない。

専門用語の調査に少々てこずる。

まとめが終わってから、第3版が決まった本に添付するCD-ROMのインストーラ作成。インストーラ作成自体が久々な上に、今回から微妙に仕様が変わったのでそれに時間がかかる。どうしても1ファイルだけおかしいやつがいる。CD-Rに焼くとファイルサイズが変わってしまう…。

その問題に1日かけて、完成は明日に持ち越し。結局、インストーラ元となったファイルはすべて捨てて、バックアップしておいたファイルから1から作り直すことにした。

2003年11月18日

モバイルで一言 : その飲み屋で働くオバちゃんのTシャツの背中には「蹴殺」と書いてあった。

その飲み屋で働くオバちゃんのTシャツの背中には「蹴殺」と書いてあった。

オキ日記 : 願いを込めながら

取材で東京工業大学、のはずが時間をふつうに1時間間違えた上に寝坊。急いで家を出るも、すでに大幅な遅刻である。なんとか電車に乗って、まずいなーと思っていたら上司から電話が。とりあえず遅れる旨を伝える。

ふと、いつもの財布の定位置であるお尻の右ポケットに手ごたえ、いや尻ごたえがないことに気づいた。……財布忘れとるがな! ちょうど駅に止まっていて逆方向の電車が来ていたので、急いで乗り換えて再び家へ。いつも往復30分かかる駅から家までの道のりを10分で行き来する。人間、やればできるもんだ。

しかし拙者がどんなに急いでも電車は急いでくれないわけで、ここが都会のつらいところ(違う)。結局、1発目の取材には間に合わず、お話たくさん伺わせていただきありがとうございました的シーンのときに到着。タイミング悪すぎるよ>拙者。

各方面に平謝り。

東工大の近くにある、うどん屋にて昼食。「かぶと油揚のしらつゆうどん」というのを頼む。これがヒット。ちょっとトロみのある透き通った「しらつゆ」と、これでもか!というほどタップリのかぶと油揚。そしてほどよい麺! ウマー! 商店街を曲がってちょっと奥まったところにあるので、初老のお客さんが集まる、いい感じのお店であった。

英気を養ったので、遅刻を挽回すべく午後はJAXAに場所を移してバリバリ取材。午後に2件取材したため、午前中から参加していれば1日3件の取材である。クタクタ一歩寸前だが、本日は遅刻した身のためなにも申せず。

帰社してから昨日止まっていたインストーラ作成。睨んでいた箇所が大当たりで、今度はすんなりうまくいく。この版も売れますように、と願いを込めながらマスターディスクを社長に渡した。

2003年11月19日

オキ日記 : 焼きまくり

昨日の取材メモをまとめてから、同じく昨日作ったマスターディスク関連のデータをCD-Rに焼きまくり。

体がなまっているらしく、全力で走り出したい衝動にかられて深夜にちょっと家の周りを走る。500mくらいで息切れたけど。身体的なストレスが溜まってるのかね。

2003年11月20日

今日のメディア : [エッセイ] 椎名 誠 - ロシアにおけるニタリノフの便座について

各地の祭りの話を読んで、地元の祭りを思い出した。祭りの出店といえば、誰もが焼きそば、たこ焼き、フライドポテト、クレープと色々とあったなぁと思い出すことだろうけど、拙者が何よりも最初に思い出すのはハンバーグの出店である。

これまで、どんなに拙者以外の地方出身者に聞いてもハンバーグの出店があったという話を聞かないが、とにかく地元の祭りには確かにあった。1個150円で、串にハンバーグそのものがブスリと刺さったものを鉄板で焼いてもらえるのである。そのままでも肉汁たっぷりでウマイのだけど、なによりもこのハンバーグの魅力は、ケチャップ、マヨネーズ、そしてオタフクのお好みソースがどれでも好きなだけ付けてよし!という驚愕の味付けバイキング制度をとっていたことである。

そもそも拙者の田舎は、当時はファミレスもコンビニもないようなところだったので、テレビで見たりする「○○放題」という言葉が現実に訪れたという事実だけでも、無性にドキドキしてしまうほどであった。そこで編み出された技が、ハンバーグの1面にたっぷりとお好みソースを塗り、さらに裏面にケチャップをこれまたたんまりと塗り、極め付けにハンバーグの厚みを利用して楕円形の円周部分にマヨネーズを零れ落ちそうなほど塗りたくる、というものだった。

あの狂ったように味の濃いハンバーグは、今になっても忘れられないなぁと思った。

オキ日記 : 普通の人間

取材で朝からJAXAの相模原キャンバスへ。今度は遅れず(当たり前だ)。

色々とタイミングが合って、取材予定の技術者の方に運良く実験棟に入れていただいた。ちょうど試験の真っ最中で、「すわっワタクシのような者がこんなところに来て良いのでしょうか」モードに入りそうだったが、20人程度の技術者の方々は思いのほかリラックスしたムードで作業中。

当たり前のことだけど、宇宙に飛んでいくロケットを作る、という想像もつかない仕事をやっている人たちも、職を離れれば普通の人間なわけで、単にひとつの仕事をやっているというだけなんだなぁと思った。そしてその誰しもが自分の仕事を愛していることを確認して、好感を持った。

ズバーッと仕事して帰社。メモまとめて、あがってきた画像をさっくりと見る。いい感じ。

2003年11月21日

オキ日記 : 仕事腹いっぱい

昼過ぎから大久保の某所で打ち合わせ。クライアントからは、なんとなく理解されているのか、されていないのか、のれんに腕押し的な反応。しかしながら概ねOKの方向のようで、ひとまず安心した。

なんだか夕方まで長引いてしまったので、帰社する前に社長と上司と外部のプログラマーさんの4人で中華料理屋へ。五目ラーメンとエビチャーハンをごちそうになる。うまうま。

中華で気合が入ったのか、仕事がはかどる。議事録まとめて、外注さんのスケジュールを確認して、サウンドプランを立てて、ウェブサイトを更新した。仕事腹いっぱい。

2003年11月22日

オキ日記 : 鍋会をやる

年末は地元に帰ることにしたので、その連絡を各方面に。今年は時間を気にして青春18切符ではなくて新幹線で帰ろうかと思っている。それでも韓国に往復するより時間がかかる田舎なわけだが。うーん。

午後から友達が来宅。鍋会をやるという計画が進んでいるので、それについて確認など。ダラダラ遊んでメシ。

2003年11月23日

オキ日記 : 当たり前のことが難しい

これまでmp3エンコードといえばCD2WAV32 + gogo.dllの組み合わせで数年やってきた拙者であったが、この度AppleのiTunesのmp3エンコードにビックリドッキリさせられた。

CD2WAV32は言わずと知れた国産リッピングソフトで、mp3フォーマットが普及し始めた頃から存在していた。当時、CD-ROMからオーディオデータをリッピングするソフトというと、まず海外製しか考えられないような時期だったため、国産ということ自体が一つのウリになっていたりした。

それで拙者も色々と試したあげく、結局日本語で便利なCD2WAV32ユーザーになっていたわけだが、どうしても納得のいかない点がひとつだけあった。それは、リッピング・エンコード中に何らかの操作を行なうとデータ中にノイズが混入してしまうということである。

mp3が普及し始めた頃は、その再生にすら、かなりのCPUパワーを食うということが知られていたため、軽量化されたソフトウェアなど再生するための手段が色々ととられていた。エンコード中になにか他のことをするなんて、持ってのほかだったのである。それが、マシンパワーは進化しまくり、いまやギガヘルツは当たり前の時代になっても、「mp3エンコード中は何もできない」なんて、ゲイツはんの言いよったマルチタスクやあらへんやんか!と関西出身でもない拙者は、つい関西弁で訴えたい衝動に駆られていたのである。

ところが冒頭にお話したWindows版のiTunes。これを使うと、エンコード中に何をしてもノイズが入らない。しかもエンコードが終了した曲からiTunesで自動的に再生が始まる。すでにソフト側がエンコード&再生という流れを意識した設計になっているのである。すばらしい! えらい!>Apple

コンピュータ上のソフトウェアというのは、人間が命令しないと何も動かないわけで、その設計者はどのような命令を受けたときに何をするのか、ということを実装していく。しかしながら、同じような機能を持っていてもみんなに使われるソフトとそうでないソフトが存在する。そしてよく使われているソフトというのは、ユーザーが望んだことを、望んだとおりに実行しやすい設計になっているものである。

当たり前のことが難しいってどこかのキャッチコピーみたいだが、本当にまったくおっしゃるとおりだなぁと改めて思ったりした。

2003年11月24日

今日のワーク : Are you rabbit?

Are you rabbit?

Swift 3D ver.3を使っての習作。Mayaで作ったモデルデータを3dsで書き出し、いったんSwift 3Dでレンダリング。Flash MXに読み込んで色塗りをしてみた。求ム感想。

モデルデータ提供:伊藤 浩明

2003年11月25日

オキ日記 : モノを作る前に

来年納品のコンテンツを制作するためのアプリケーションのデバッグ作業を始める。モノを作る前に作らなければいけないモノがあるのは、なんだか不思議な感じである。でもこれをきちんとやれば、作業効率が全然違ってくるので、気を抜かずに進めなければいけない。

他に、DB入力など。

2003年11月26日

オキ日記 : 一安心

金曜日にサウンド打ち合わせを控えているので、資料を準備。キャラクターやシーンイメージなどを、どんどん1枚絵にまとめていく。弊社のプリンタは製本印刷ができるので、大きさをそろえた複数枚の画像は、Flashにフレーム単位で貼り付けてから印刷すると非常に便利である。実はプリントメディアを制作するときにも使えるFlash。エライ。

作業の合間に、先日マスターを入れたCD-ROMのテスト版があがってきたので、チェック。特に問題もなくて、一安心である。これであとは発売を待つだけ。というわけでめでたく増刷された太陽系シミュレーター第3刷は、12月8日発売でございます。よろしくお願いします>皆さま

2003年11月27日

オキ日記 : ちょっと強めにShift + Delete→Enterキー

昨日別サーバへ移行したはずのデータがうまく移行できていなかったので修正を何点か行う。ディレクトリ構造が頭の中に入っていても、見落としは必ず発生してしまう。本当はチェックリストを作ったりしながらやるべき作業なのだろうなと思い反省した。

でも、そのリストを作るのにも時間がかかるので、実際は考えながら作業をして後でミスを潰したほうが早く済んだりすることもある。

その後、終日官公庁の資料について、その出典を調べる作業にかかる。役所が発行している資料は、一般人に理解できないように作られているとしか思えないような極悪な作りになっていることが多い。難しい内容をカンタンに説明しろ!とまでは言わないけれど、せめてデザインくらい気を使えよなーと思う。いかにも「ワタクシ公文書でございますのよフン」というような体裁をした文書は、ビリビリバリバリに破り捨ててやりたくなるのだが、実際はコンピュータの画面上でPDFとして見ているので、破ることすらできない。悔しいので、ファイルとして削除するときに、ちょっと強めにShift + Delete→Enterキーを押す拙者であった。

2003年11月28日

オキ日記 : 先に言ってくれYO!!

本日もJAXAに取材。のはずが電車に乗り間違えて、またもや遅刻してしまう。中央線よ、立川で2本に別れるなら先に言ってくれYO!! 結局30分ほど遅れてしまった。今日の取材を終えれば、そろそろ取材フェーズを終えて制作フェーズに入れそうである。

2003年11月29日

オキ日記 : 引きこもり

一日中家で引きこもり。

2003年11月30日

今日の物欲 : [PCソフト] Macromedia Studio MX 2004 with Flash Professional (\72,000)

Macromediaのウェブサイトで、Studio MX 2004 with Flash Professional(長ぇよ)へアップグレードの申し込み。ダウンロード版とボックス版があるというので、なにが違うのかと会社で確認したら、ボックス版は箱にCD1枚が入っているだけであった。「お買い上げありがとうございました」の紙1枚すら入っていない。ほんとにCD1枚だけ。

ボックスを送るだけで送料500円をとるわ、紙のドキュメントをつけないわりにヘルプが整備されていないわで、一企業としてどうなの?という疑問が浮かばざるを得ない。ホントにどうなの?

オキ日記 : 今日も

今日も一日中家で引きこもり。