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2003年11月10日

今日のメディア : [小説] ロバート・A・ハインライン - 夏への扉

日記に書いていないだけで、実は何冊も読破していたりするのだけど、読後の感想も書き留めておかないと忘れてしまうのでなるべくまとめておくようにしようと改めて思った。

というわけで珍しく海外作品。拙者が海外の小説を避ける最大の理由のひとつに、訳が入らないと読めない、という当たり前の理由が挙げられる。当たり前だけど、これはものすごく重要なファクターである。拙者は洋楽も洋画も見るが、音楽はどの民族でも使われている楽器・リズムがある程度確立されていて、それなりに言葉を気にしなくてもメロディは頭に入ってくる。映画には映像がある。なにより字幕の関係上、難しい言葉もよく考えられた上で訳されている。それに比べて小説の訳はどうもレベルが低いのである。

この小説も、その嫌な点がモロにヒットしてしまっている作品で、本当に訳がダメダメ。1979年作品ということを考えればしょうがないことなのは分かっているけれど、やはり辛いものがある。でも、SFとして努力して読み取れば、ど真ん中の王道を行っていて、気持ちよし。

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