日記内の検索
月別過去ログ

2004年09月15日

ロス・ベティコスの熱病 016

リーグ第9節。前節の勝利で一気に2位まで浮上したが、今節の相手は3位のディナモ・キエフ。気が抜けない試合が続く。スタメンはこちら。

    カストロ  ファルファン
       ミナンダ
エスピマス        マッコ
   チェルニーリ ハーティ
 ヴァレニ フォルネンダー ストリーマー
       ケルゼン

前半12分、ベツノミチのミドルシュートでいきなり先制される。全体的にディフェンスの動きが緩慢になってしまっている。疲労の蓄積だろうか。攻撃陣もそれに引きつられて精彩を欠く。

焦りが見えるベティスは後半5分、開始早々にゴール前でマッコ、ファルファン、カストロと細かくつないで同点に。やはり新戦力ファルファンは頼りになる存在だ。

さらに後半28分、ペナルティエリアの外から一瞬の隙をついてミナンダから電光石火のスルーパス! これが相手ディフェンダー3人の間をするすると抜けてファルファンの足元へ。左足で難なくゴールに押し込んで逆転に成功。

このままいけるかと思われたが、左DFのヴァレニがタックルにより負傷。一度ピッチの外に出て、治療から帰ってきたばかりのところを狙われ、センタリング→ヘッドと簡単に運ばれて同点にされる。戦犯はナルミと競り合ったDFストリーマーか…。

ベティス2-2ディナモ・キエフ

前半12分 ベツノミチ
後半5分 カストロ
後半28分 ファルファン
後半38分 ナルミ

2004年09月14日

ロス・ベティコスの熱病 015

リーグ第8節は、現在3位のオリンピアコスとのゲーム。ベティスは4位なので、なんとしてもここで勝って1つ順位を上げたい。合流したばかりのファルファンをバロータに代えて先発投入する。これが吉と出るか凶と出るか…。ちなみに能力は、バロータよりもはるかに高い。心配するとすれば連携である。

ベティスのディフェンスは、ボールを持つ人間に対して常に複数人でのぞむディフェンスである。だがゾーンプレスほど激しくチェックにはいかないので、1人抜かれるとあれよあれよと抜かれることがある。

その弱点をつかれて前半、右サイドのストリーマーがスピードで置き去りにされると、きれいにクロスが上がり中央で待っていたペドロ・ジョルレビッチにドカーンとヘッドで突き刺されて失点。注目のファルファンは思ったよりもいい動き。通用しているがいまひとつ決定機を演出することができない。0-1のまま前半終了。

後半もファルファンが奮闘。前半はサイドに流れる動きをしていたが、後半からは縦に抜ける動きに変えてみる。これがビンゴで後半15分、スルーパスに反応したあと、DF1人を抜く。キーパーと1対1の場面。角度がなかったが迷わずシュートを選択すると、これがゴール前を固めていた相手DFの胸に当たってゴールを割る。

これで流れがベティスに傾き、ついに後半36分。またもやスルーパスに反応したファルファンが俊足でペナルティエリアに侵入。後ろからタックルに来たDFに倒されてPKを得る。もちろん蹴るのはファルファンで、これをきっちり決めて1-2。勝ち越し。そのまま試合終了を迎えた。

移籍後いきなりの試合で結果を出すとは思いもよらなかったが、すなおに大収穫を喜びたい。とりあえずファルファンはバロータに代わってのスタメンに決定。

オリンピアコス1-2ベティス

前半39分 ペドロ・ジョルレビッチ
後半15分 ファルファン
後半36分 ファルファン

2004年09月13日

ロス・ベティコスの熱病 014

初の交渉シーズンを迎えた。これまでの戦いで、なんとかチーム年俸の8,696ポイントを上回る10,380ポイントを稼いでいる。今シーズン限りでケルゼンが引退することがすでに決まっている以上、なりふり構わず選手獲得に動かねばならない。特に若い選手を。

そしてやはり点を獲らないことには試合には勝てないので、FWを補強することに。本当は1人で前線をかき回せるスピードスターが欲しいところだが、年俸もろもろから言っていい頃合いの選手を選ばざるを得ない。検討した結果、ドイツ国籍のポドルスキにオファーを出すことに。移籍金、年俸はとりあえずそのまま出す。で、あっさり決裂…。D2のチームが悪いのか、金額が悪いのか…。

第2節は推定移籍金、年俸よりもすこし増額してペルーのFWファルファンにオファー。これは成立。19歳の若さの可能性に期待。

さて、これで今季はもっと稼がないと赤字になってしまう。

2004年09月07日

ロス・ベティコスの熱病 013

リーグ第7節。相手のパルチザン・ベオグラードは現在最下位で、なんとここまで得点ゼロ。ここで失点するわけにはいかない。スタメンはベストメンバー。

最初から最後までベティスが押せ押せモードの試合運び。他のチームに比べて簡単にボールを回せる印象である。前半15分、ミナンダからのスルーパスに反応したカストロが左サイドからシュート! GKが正面で弾くが、こぼれ球がカストロの目の前に。詰めに行ったところをDFが横から強烈なスライディングタックル。これでPKをゲットした。

PKを得たカストロ本人に蹴らせるが、みごとGKに弾かれる。他の選手の詰めも甘く、あっさりクリア。点を獲りきれない。

だが前半26分、ゴール前で細かくつないで最後はカストロが地を這うような低空弾丸シュートを決めて先制。先ほどの汚名返上。

後半もベティスペースかと思われたとき、中盤の潰しあいからするするっとパルチザンFWのドルノビッチが抜け出してミドルシュート! これがゴールになってしまう。1-1。シーズン初得点が我がベティスとは…。

ベティスにペースがあるものの、決定的な形を作れないまま後半ロスタイムへ。半ば諦めかけたそのとき、ゴール前でボールを奪われたカストロが、相手DFを押し倒した。一瞬ファール→試合終了という流れが脳裏に浮かんだが、なんとこれがノーホイッスル。GKともう1人のDFを十分に引き付けてから、後半から投入したニョルゴにつないで決勝点をゲットした。ぎりぎりのところで勝利を得る。

パルチザン・ベオグラード1-2ベティス

前半26分 カストロ
後半22分 ドルノビッチ
後半45分 ニョルゴ

2004年09月05日

ロス・ベティコスの熱病 012

D2カップ1回戦のアウェイゲームをバジャドリーとの対戦。疲れの見えるリーグ戦メンバーを半数以上入れ替えて望む。ホームゲームでは1-0で勝っているため余裕はあるが、気を抜けない状況である。また、引退を表明したケルゼンには今シーズン、力の限り最後まで戦ってもらうつもりである。

  ホイレンス    バロータ
      オストバウト
エスピマス        マッコ
   チェルニーリ ハーティ
 セシウ フォルネンダー ストリーマー
       ケルゼン

サブのメンバーが中心ということもあってか、序盤から押し込まれる展開。簡単にシュートを許してしまう場面が続くが、ケルゼンのファインセーブなどで耐え続ける。徐々にペースをつかみ始めた前半23分、オストバウトが蹴ったコーナーキックをバロータが打点の高いヘッドでふわりとゴール左上にボールを押し込む。またも先制。勝てそうな予感。

その後は一進一退の展開で前半を終える。何度かシュートチャンスは与えてしまっているが、それほど相手のFWを驚異に感じない。

後半は合計3点差を獲得している我がベティスのペース。ボール支配率としては五分五分くらいだが、リードしているという精神的な余裕がプレーの節々で有利に働く。前線からのプレスも相手を焦らせるには有効で、なんなく試合終了。準決勝へのキップを手に入れた。

バジャドリー0-1ベティス

前半23分 バロータ

2004年09月04日

ロス・ベティコスの熱病 011

5節を終えて我がベティスは勝ち点6で4位。ハッキリ言って微妙なポジション。ここは地道に1勝を積み上げて、勝ち点に+3をしたいところ。今節はバジャドリーのホームに乗り込む。そろそろリーグ戦の疲れが蓄積されてきて、固定できなくなってきたスタメンは以下のとおり。絶好調のニョルゴに期待してみたい。

   カストロ    ニョルゴ
       ミナンダ
ヒメレス          マッコ
   チェルニーリ  ヨウガ
ドゥリッチ ストリーマー ヴァレニ
       ケルゼン

前半からベティスは押せ押せムード。特に左サイドをヒメレスとカストロがよく走って突破をするが、ゴールには至らない。35分、ミナンダ、ニョルゴとつないで、ペナルティエリア内でフリーのカストロに渾身のスルーパスが出るも、これをカストロはゴール右に外す。完全にフリーだっただけに無念。

このままハーフタイムかと思われたロスタイム、カストロが左サイドで粘って前線に上がっているヒメレスにパス。ヒメレスはDF1人をかわして、左のアウトにかけたアーリークロスをあげる。これをニョルゴがDF3人を背負いながらジャンピングヘッド! ボールがゴール右下にふわりと吸い込まれる。1点先制の展開で前半は終了。

後半も引き続きベティスペース。着実にボールを支配して、前線でチャンスを作り出す形ができている。調子のいいときのベティスは、後ろでボールをうばってからボランチ、司令塔、トップとつなぐスピードがかなり速い。そのためリズムに乗れば、バンバンチャンスができるのだ。

だが、ゴールを割ることはなく後半22分、ミナンダに代えてオストバウトを投入。すると後半33分、ついにヒメレスからのスルーパスにフリーで抜け出す選手が。これが代わって入ったばかりのオストバウト! ベテラン37歳が落ち着いてゴール右に流し込んで2点目をゲット。

その後は難なく逃げ切って勝ち点3を得た。が、試合後なんと開幕からゴールを守ってきた正GKのケルゼンが今シーズン限りでの引退を表明。もう補強が必要な箇所だらけでつらいよ!

バジャドリー0-2ベティス

前半45分 ニョルゴ
後半33分 オストバウト

2004年09月03日

ロス・ベティコスの熱病 010

今節はハーティ、ストリーマー、ザメンホフが代表召集で不在である。この3人を代表に呼ぶのがどうなのかはさておき、空いた穴は埋めなければならない。というわけでスタメンはこんな感じに。エスピマスにはカップ戦フル出場の疲れが見えるので、休みをとってもらいマッコをスタメン起用。

   カストロ    バロータ
        ミナンダ
ヒメレス          マッコ
    チェルニーリ  ヨウガ
ドゥリッチ フォルネンダー ヴァレニ
        ケルゼン

さてリーグ戦第5節は、ホームにセルタを迎えた。セルタは現在、単独首位を走っている。昇格を狙うには、ここらで一つ大物食いをしておきたいところ。そのためにカップ戦を休ませたメンバーに期待をかける。

いきなりの展開は前半2分。中盤に下がってボールを受けたバロータから、マッコ、カストロとつなぎ、いきなりのヘディングシュート! これはゴール上にそれる。

その後もベティスが押せ押せモード。特にカストロがスルーパスによく反応して飛び出しをしてくれるが、あと1歩のところでゴールには至らず。また、スタメン初起用のマッコもいい働きをしている。シュート数4で前半を終えた。

後半も果敢に攻めるベティス。いい形は作れるのだが、ゴール前でのアイデアに欠ける動き。もちろん個人のレベルがあまり高くないというのもあるのだけれど、2列目からの飛び出しが少なく、攻撃の手数がないためにそのように見えるのかもしれない。結局、両チームともノーゴールで終了。

ベティス0-0セルタ

2004年09月02日

ロス・ベティコスの熱病 009

さて今週は初めてのカップ戦、D2カップに挑む。初戦の相手は現在リーグ戦6位のバジャドリー。ベティスが5位であることを考えると、凌ぎを削る厳しい戦いになりそうだ。スタメンはリーグ戦を考慮して、大幅に入れ替えることにした。役割変更はバーチャットのCF→RWFのみ。基本的に体力ゲージが少しでも減っている選手はすべて控えに回した。さてこれが吉と出るか凶と出るか。

   ホイレンス  バーチャット
       ニョルゴ
エディンソン       エスピマス
   ハーティ フォルネンダー
ドゥリッチ  セシウ  ヴァレニ
       ケルゼン

前半7分、CKからのこぼれ球をペナルティエリアでホイレンスがキープ中に、後ろからのタックルを受けてファール! キッカーはPKを得たホイレンス。これを落ち着いてゴール左に決めていきなり先制。なんかあっけない。

だがその後は圧倒的にバジャドリーにボールを支配され、なす術なし。特にホイレンス、バーチャットの2トップがまったくボールをキープできないため、前線にロングボールを入れてもまったくゴール前まで進めない。かと言って中盤でボールを回すとあっさりパスカットされる始末。さすがにサブのメンバーではキツいか…。しかしなんとか守りきって前半を終える。

後半に入ると、高い支配率を得ながらも得点の匂いがしてこないバジャドリーに焦りが見える展開に。ペナルティエリア外からのシュートなど、安易な攻撃が続く。

後半13分、一瞬のスキをついてホイレンスが1人でカウンター。ダッシュドリブルで抜けるも、ペナルティエリア内でボールを奪われた……と思ったら、ここでなんとDFがファールの判定。またもPKを得る。もちろんキッカーは前半と同じくホイレンス。今度は大胆に真ん中を狙うが、ゴールバーより上に外れてしまった……。

サブとは言え、まったく疲労蓄積がない選手たちは後半もよく走ってくれる。相手に衰えが見えても、こちらはR1ダッシュでバリバリチェイシングできている。だが油断は禁物ということで後半20分、バーチャットをオストバウトに交代し、前線でのキープ力を上げる作戦に出る。

だがこれがなかなかうまくいかず、逆にバジャドリーの怒涛の反撃に合う。特に左サイドを突破される場面が目立ったが、エスピマス、フォルネンダー、ヴァレニが執念の守備を見せて相手になかなかクロスを上げさせない。

後半43分には逃げ切りモードでエディンソンに代えてマッコを。そのまま時間が過ぎてホイッスル。

ベティス1-0バジャドリー

前半7分 ホイレンス

2004年09月01日

ロス・ベティコスの熱病 008

ホームにベジクタシュを迎えての第4節。前節の初勝利の波に乗って、連勝といきたいところ。各メンバー、多少疲れが見えるが全員好調のようなので、スタメンは変えず。次節あたりはちょっと調整する必要があるかもしれない。

前半、ベジクタシュにGKと1対1になるチャンスを3度与えるも、ケルゼンの好セーブと相手のミスで失点は免れる。ベティスの攻撃はミナンダを中心としたスルーパスから裏をつく動きを再三見せるが、今ひとつ決定機を作ることはできなかった。

そのカナメのミナンダに疲れが見えるが、交代せずに後半へ。早い段階でのオストバウトの交代を意識するようにしておく。

後半10分、左サイドを突破したチェルニーリがドジュメにファールをもらう。後ろからのタックルでイエローカード。ミナンダからのFKで特典をねらうも、ここは弾かれる。

後半16分、右サイドを駆け抜けるエスピマスから、アウトサイドでセンターへのゴロパス。それをバロータが受けて、DFを1人かわしゴール右隅へのシュート! GKが右手一本で防ぐ! こぼれ球はフリーのカストロの前へ来て、落ち着いて詰めて1点。先取点をゲットした。

ここでミナンダに代えてオストバウトを投入。ここで試合は膠着状態に。両チームともチャンスを作れない時間が続く。後半37分にはフォルネンダーに代えてセシウ、ストリーマーに代えてドゥリッチで、逃げの体制に。

だが、これが大きな誤算に。左サイドからなにげなく高く上がったボールを、後半から投入されたパールがヘッドで決めて同点になる。残りは7分。カウンターを中心に攻め立てるが、一歩及ばず、ドローとなった。個人技では負けなかったが、チームとしての攻めの戦術を明確に出せなかったのが敗因か。

ベティス1-1ベジクタシュ

後半16分 カストロ
後半38分 パール

2004年08月31日

ロス・ベティコスの熱病 007

第3節はレアル・ムルシアのホームに乗り込んでのゲーム。スタメンは前節、前々節と不動。ただ今作は若手選手の成長という要素が入っているので、マッコなどの若手を途中交代でドンドン起用していきたい。

前半は完全な膠着状態。ムルシアがルイス・ガルシアとフリオ・アルバレスの個人技で左サイドを切り裂くと、こちらはミナンダのスルーパスからヒメレスとエスピマスが走り込んでのカウンター。だがどちらもゴール前で弾かれる。なかなかシュートを打たせてもらえない。

後半も同じようなゲーム展開で進むかと思われたが、後半6分。ゴール前で3人のDFに囲まれたバロータの左足からカストロへの絶妙なスルーパス! GKと1対1のところをカストロが冷静にゴール右隅に流し込んで先制点をゲット! これが今シーズンの初ゴールとなった。

するとムルシア、キックオフから怒涛の反撃。ルイス・ガルシアの個人技に中盤をかき回され、3人抜きまで許す。ゴール前まで持ち込まれたところで、なんとかキャプテンのチェルニーリがカット、こぼれ球をエスピマス、ミナンダとつないで一気にカストロへロングスルーパス! これが通ってカストロ、再びGKと1対1。今度はドリブルで左に交わしたと思ったら、後ろからクアドラードの強烈なスライディング! それでもカストロは倒れなかったが、ここでホイッスルが鳴ってPK。

これをPKの名手でもあるチェルニーリが蹴ることに。落ち着いてゴール右に…外す! 無常にもボールはゴールラインを割った。決定的なチャンスをもらいながらも突き放せない嫌な展開。

後半24分、ヒメレスに代えてマッコを投入。ミナンダにも疲れが見えるが、この試合、ものすごいスルーパスをバンバン通しているのでそのまま使うことに。代わりに中盤、ヨウガに代わってハーディ。一気に2人交代する。

ゴール前までムルシアにボールを持っていかれることはあっても、高さで勝るフォルネンダーを中心に根強い守備力で守りきる。逆に後半37分、センターサークル付近のチェルニーリから左サイドを駆け上がるマッコへのキラーパス! DF2人がついてくるがその間を狙って走りこんだカストロへ絶妙の折り返し。これをダイレクトでゴール右隅にシュート。GK一歩も動けず、0-2。なんとか勝利が見えてきた。

その後も何度か攻め込まれることはあるが、ケルゼンのナイスセーブもあって第3節にして初勝利を収めることができた。カストロ最高! さらに試合後、ストリーマーとヴァレニがそれぞれ評価点6.66でDFの評価点ランキングの1位にランクイン。まだ序盤とは言え、5位のロベルト・カルロスを差し置いての首位は気持ちがいい。

ムルシア0-2ベティス

後半6分 カストロ
後半37分 カストロ

2004年08月30日

ロス・ベティコスの熱病 006

開幕を黒星で終えたあとの第2節。負けたものの、決して悪い動きではなかったので、今節はシーズン初ゴールを見られるか。前節を勝利で飾っているディナモ・キエフのホームに乗り込む。スタメンは変わらず。

試合は前半からディナモ・キエフペース。中盤での競り合いをほとんど取られてしまう。立て続けにシュートも撃たれる。こちらもミナンダからのロングスルーパスでカウンターを狙うが、カストロ・バロータの2トップが通用せず成す術なし。

そして前半41分、ゴール前の競り合いからこぼれたボールが、ヴェルパコフスキスの目の前へ! ダイビングヘッドを狙うが、ここはケルゼンが顔面セーブ。なんとか前半を0-0で折り返す。ベティスのシュート数はなんと0…。

後半立ち上がりは、オフサイドトラップや高いディフェンスラインコントロールも機能し始める。支配率は五分五分の感じ。膠着状態を打破するため、後半15分に疲れの見えるミナンダに代えてオストバウトを投入。ここを基点とした左サイドアタックを仕掛ける。

だが、お互い決定的なチャンスを作ることができない。後半27分にはヒメレスに代わってマッコ。レイトが上がって空きがちの左サイドを狙う。

後半37分、ディナモ・キエフのミドルシュートがポストに当たり、そのこぼれ球をコムサレントが詰める。また失点か…と思われたとき、副審がオフサイドの旗を挙げていた。間一髪。

攻めきれないまま、試合終了。守備陣は踏ん張ったが、前線の選手のいいところが一つもなし。またしてもノーゴール。試合後に発表されたWEFAランキングでは、我がベティスは最下位の72位。まだ始まったばかり、1つずつ順位を上げるだけだ。

ディナモ・キエフ0-0ベティス

2004年08月29日

ロス・ベティコスの熱病 005

いよいよ開幕戦。ホームにオリンピアコスを迎えてのゲームとなった。絶好調のバロータに開幕ゴールを期待してピッチに送り出す。緑のピッチにこれまた緑のベティ酢のユニホームがよく映える。

両チームともそこそこの滑り出し。中盤での激しいボールの奪い合いが続き、なかなかゴール前まで辿り着けない。初シュートは前半14分にゴール右斜め45度でミナンダが倒されて得たFKを自らが蹴った。これはゴール右に外れる。

前半20分、絶妙のスルーパスに反応したオリンピアコスのゲノウラトスがGKと1対1に! だが、ここはケルゼンが素晴らしい飛び出しで防ぐ。

前半37分、再びゲノウラトスがドリブル突破から得たCK。ショートコーナーからジョルレビッチにシュートされ1点を失う…。前半はそのまま膠着状態が続き後半へ。

後半17分、決定機を作り出せないため、ヒメレスに代えて唯一の20代前半選手マッコを投入。

果敢なドリブル突破やパス回しで何度か決定機を作るも、シュートの精度が低い。決めきれないベティス。後半32分、右サイドを突破したエスピマスから中央で待つバロータにドンピシャのクロス、そしてヘッド! しかしこれはDFが体を張ってクリア。ここで疲れの見えるベテラン、フォルネンダーに代えてセシウを投入。

しかしここで力尽きてホイッスル。開幕戦はノーゴールでの負けとなった。やはり決定力不足か…。

ベティス0-1オリンピアコス

前半37分 ペドロ・ジョルレビッチ

2004年08月28日

ロス・ベティコスの熱病 004

リーガ・エスパニョーラD2開幕。我がベティスの長い戦いの幕開けである。

まずはなにはともあれメンバーチェック。おなじみのミナンダやカストロがスタメンに名を連ねる。しかしここで気づいたのは平均年齢の高さ。全23選手中、20代前半の選手はなんとマッコだけ。しかもそのマッコも前半ギリギリの24歳である。D1昇格よりも先に、主力の若返りを計る必要があるかもしれない。

フォーメーションは4-5-1でいきたいところだが、SB不足と攻撃力のなさを懸念して3-5-2に。スタメンはこのようになった。ほぼデフォルト。キャプテンはチェルニーリ。

   カストロ    バロータ
        ミナンダ
ヒメレス          エスピマス
    チェルニーリ  ヨウガ
ストリーマー フォルネンダー ヴァレニ
        ケルゼン

FWの補強を第一に考えつつ、開幕戦に挑む。

2004年08月27日

ロス・ベティコスの熱病 003

ていうかね、「ロス・ベティコスの熱病」なんてタイトルをつけたからには、ベティスしかないんです。自チームは迷わずベティスをセレクト。

リーグの構成は以下のようにした。

■リーガ・エスパニョーラ(リーグ1)
D1
ヴァレンシア、バルセロナ、デポルティボ、レアル・マドリー、アスレティック・ビルバオ、セヴィージャ、アトレティコ・マドリー、ヴィジャレアル、マラガ、マジョルカ、サラゴサ、オサスナ、アルバセテ、レアル・ソシエダ、エスパニョール、ラシン・サンタンデル
D2
ベティス(自チーム)、バリャドリー、セルタ、ムルシア、オリンピアコス、パルチザン・ベオグラード、ベジクタシュ、ディナモ・キエフ

■セリエA(リーグ2)
D1
ACミラン、ASローマ、ユベントス、インテル、パルマ、ラツィオ、ウディネーゼ、サンプドリア、キエーボ、レッチェ、ブレシア、ボローニャ、レッジーナ、シエナ、ペルージャ、モデナ

■プレミアリーグ(リーグ3)
D1
マンチェスターU、アーセナル、ニューカッスル、チェルシー、リバプール、ブラックバーン、エバートン、サウサンプトン、マンチェスターC、トットナム、ミドルズブラ、チャールトン、バーミンガム、フルハム、リーズ、アストン・ビラ

■ワールドリーグ(リーグ4)
D1
PSV、アヤックス、フェイエノールト、バイエルン、シュツットガルド、ドルトムント、ハンブルガーSV、リヨン、ASモナコ、マルセイユ、ボカ・ジュニアーズ、リーベルプレート、ポルト、スパルタク・モスクワ、グラスゴー・レンジャーズ、ガラタサライ

ワールドリーグは、昨シーズンのエールディビジ上位3位、ブンデスリーガ上位4位(HSV好きなので…)、リーグ・アン上位3位を入れて、他6チームは独断で決めた。

自チームが属するリーガ・エスパニョーラD2は、実名チームの数が足りなくて4チームの枠が余る。実在チームをエディットするのもアホらしいので、選外に漏れた中から思い入れのあるチームを入れることにした。

考えるだけでも一苦労…。なんとかリーグが完成したところで、待て次回!

2004年08月26日

ロス・ベティコスの熱病 002

何は無くとも自分の操作するチームセレクトである。だが、その前にWE8ではやることが死ぬほどある。実名になっていない選手・クラブ・スタジアムデータの修正、ヨーロッパリーグ開幕前の移籍反映…。これをすべて完璧にするのは至難の業だ。

さらに、今回のMLでは選手が年をとるという形になっているため、引退した選手が若返って再び移籍市場に登場したりする。CPUもシーズンを進めるうちに移籍を繰り返すわけだから、あまりにリアルさを追求してもキリがない。そのため、今回はできる範囲のリネームだけ行なって、ML開始前の移籍については一切触れないことにした。

以下は、ML開始前の環境設定。

ML初期ポイント:5000(デフォルト)
試合時間:10分
ゲームレベル:★★★★★☆
グループ名称:A~D
オートセーブ設定:なし
ユニフォームセレクト:あり
ボールタイプ:FINALE
ボールエフェクト:あり

ボールエフェクトありなのは、単に今は無きニュースステーションのサッカーコーナーでやっていた「レインボー!」が好きだったからである。自分の中でのルールを作ると、色々と面倒くさくなるので、簡単に列挙。ただし、後々のことを考えて気持ちとしては流動的にしておく。

・クラシック、隠し選手はVTRですら見たことがない選手もいるので、WE-SHOPで購入しない。
・メンバーはマスターリーグメンバー。
・移籍方針としてあり得ないチーム構成にしない(年俸の安い日本選手ばかりや、レアル化など)。

次はいよいよチームセレクト!

2004年08月25日

ロス・ベティコスの熱病 001

ロス・ベティコス(Los Beticos)…それは熱く、激しい、サポーター達につけられた名前。
これは、リーガ制覇を夢見る熱病との闘病記である。

というわけで今さらながらウイニングイレブン8のマスターリーグ日記を始めたい。知らない人に一応解説しておくと、ウイニングイレブン(以下、WE)とはシリーズ1500万本という驚異の売り上げを誇るコンシューマサッカーゲームである。8は、8月5日に発売された最新作にあたる。

WEの素晴らしさを語ることが主題ではないので省略するが、とにかくサッカー好きの人は一度プレイしなければいけないゲームだ。これは義務なのである。サッカーを知らずしてWEを語れず、WEを知らずしてサッカーを語れず。

マスターリーグ(以下、ML)はWE4から搭載されているモードの1つで、ユーザーが1つのチームを使って選手の移籍などを行ないながらリーグ優勝を目指す、というもの。文章で読むとどうってことなさそうだが、WEはヨーロッパを中心として実在のクラブ・選手を大量に収録しており、例えばレアル・マドリーとACミランとアーセナルを同じリーグに存在させることも可能になる。自分で資金をやりくりしながら、来シーズンはどの選手を獲ろうか…なんて考えている時、WEフリークの脳内では妄想系ドーパミンがどばどば放出されるのである。

そういうわけで、WE8 ML日記の始まりであります。