2004年09月04日
WE8 ML日記 : ロス・ベティコスの熱病 011
5節を終えて我がベティスは勝ち点6で4位。ハッキリ言って微妙なポジション。ここは地道に1勝を積み上げて、勝ち点に+3をしたいところ。今節はバジャドリーのホームに乗り込む。そろそろリーグ戦の疲れが蓄積されてきて、固定できなくなってきたスタメンは以下のとおり。絶好調のニョルゴに期待してみたい。
カストロ ニョルゴ
ミナンダ
ヒメレス マッコ
チェルニーリ ヨウガ
ドゥリッチ ストリーマー ヴァレニ
ケルゼン
前半からベティスは押せ押せムード。特に左サイドをヒメレスとカストロがよく走って突破をするが、ゴールには至らない。35分、ミナンダ、ニョルゴとつないで、ペナルティエリア内でフリーのカストロに渾身のスルーパスが出るも、これをカストロはゴール右に外す。完全にフリーだっただけに無念。
このままハーフタイムかと思われたロスタイム、カストロが左サイドで粘って前線に上がっているヒメレスにパス。ヒメレスはDF1人をかわして、左のアウトにかけたアーリークロスをあげる。これをニョルゴがDF3人を背負いながらジャンピングヘッド! ボールがゴール右下にふわりと吸い込まれる。1点先制の展開で前半は終了。
後半も引き続きベティスペース。着実にボールを支配して、前線でチャンスを作り出す形ができている。調子のいいときのベティスは、後ろでボールをうばってからボランチ、司令塔、トップとつなぐスピードがかなり速い。そのためリズムに乗れば、バンバンチャンスができるのだ。
だが、ゴールを割ることはなく後半22分、ミナンダに代えてオストバウトを投入。すると後半33分、ついにヒメレスからのスルーパスにフリーで抜け出す選手が。これが代わって入ったばかりのオストバウト! ベテラン37歳が落ち着いてゴール右に流し込んで2点目をゲット。
その後は難なく逃げ切って勝ち点3を得た。が、試合後なんと開幕からゴールを守ってきた正GKのケルゼンが今シーズン限りでの引退を表明。もう補強が必要な箇所だらけでつらいよ!
バジャドリー0-2ベティス
前半45分 ニョルゴ
後半33分 オストバウト