2004年09月02日
WE8 ML日記 : ロス・ベティコスの熱病 009
さて今週は初めてのカップ戦、D2カップに挑む。初戦の相手は現在リーグ戦6位のバジャドリー。ベティスが5位であることを考えると、凌ぎを削る厳しい戦いになりそうだ。スタメンはリーグ戦を考慮して、大幅に入れ替えることにした。役割変更はバーチャットのCF→RWFのみ。基本的に体力ゲージが少しでも減っている選手はすべて控えに回した。さてこれが吉と出るか凶と出るか。
ホイレンス バーチャット
ニョルゴ
エディンソン エスピマス
ハーティ フォルネンダー
ドゥリッチ セシウ ヴァレニ
ケルゼン
前半7分、CKからのこぼれ球をペナルティエリアでホイレンスがキープ中に、後ろからのタックルを受けてファール! キッカーはPKを得たホイレンス。これを落ち着いてゴール左に決めていきなり先制。なんかあっけない。
だがその後は圧倒的にバジャドリーにボールを支配され、なす術なし。特にホイレンス、バーチャットの2トップがまったくボールをキープできないため、前線にロングボールを入れてもまったくゴール前まで進めない。かと言って中盤でボールを回すとあっさりパスカットされる始末。さすがにサブのメンバーではキツいか…。しかしなんとか守りきって前半を終える。
後半に入ると、高い支配率を得ながらも得点の匂いがしてこないバジャドリーに焦りが見える展開に。ペナルティエリア外からのシュートなど、安易な攻撃が続く。
後半13分、一瞬のスキをついてホイレンスが1人でカウンター。ダッシュドリブルで抜けるも、ペナルティエリア内でボールを奪われた……と思ったら、ここでなんとDFがファールの判定。またもPKを得る。もちろんキッカーは前半と同じくホイレンス。今度は大胆に真ん中を狙うが、ゴールバーより上に外れてしまった……。
サブとは言え、まったく疲労蓄積がない選手たちは後半もよく走ってくれる。相手に衰えが見えても、こちらはR1ダッシュでバリバリチェイシングできている。だが油断は禁物ということで後半20分、バーチャットをオストバウトに交代し、前線でのキープ力を上げる作戦に出る。
だがこれがなかなかうまくいかず、逆にバジャドリーの怒涛の反撃に合う。特に左サイドを突破される場面が目立ったが、エスピマス、フォルネンダー、ヴァレニが執念の守備を見せて相手になかなかクロスを上げさせない。
後半43分には逃げ切りモードでエディンソンに代えてマッコを。そのまま時間が過ぎてホイッスル。
ベティス1-0バジャドリー
前半7分 ホイレンス