2005年04月09日
オキ日記 : 羊山公園まで車でお花見
昨日、家に帰ってからも調子が悪かった。すぐにベッドで眠ると、気持ち悪いほどに熟睡できて、目覚ましにも気づかないほどだった。花見に行く約束をしていた友達が、我が家に到着したよ、という知らせの電話で目が覚めた。
というわけで本日は、埼玉県秩父は羊山公園まで車でお花見に出かける。総勢7人だったので吉祥寺でレンタカーを借りた。運転はI君。車で埼玉から四国までの往復を何度も繰り返すツワモノ。
ほとんどなーんにも用意していなかったので、途中でドン・キホーテやらスーパーやらに寄って買い出しも。午前のうちに出発したが、微妙に渋滞していて着いたのは3時すぎだった。
桜は満開とまではいかないけれど、眺める分には十分な咲き具合。空もよく晴れていて、春の訪れを体全体で感じてしまった（「感じてしまった」と書いたのは、ふだん電子機器に囲まれた生活を送っている拙者のような人間が、豊かな自然と触れ合う機会などを設けてしまいすいません、というちょっとした罪悪感が生まれたから）。
▲秩父の桜は美しかった。
まったりビール飲んだり、鳥の唐揚げ食ったり。一通りやったあと、ちょっと散策に出かけたら、もう夕方。素晴らしい桜に囲まれて、おだやかな気持ちになりつつスパッと帰る。
レンタカーを返却したあと、さらに晩飯ってことで吉祥寺の「ベジダイニング優」へ。ところがここが失敗だった。一番最初のドリンク注文のときに友達がノンアルコールカクテルを頼もうとしたら、「あー20分くらいかかっちゃいますけど、いいですか!?」と強い語気で告げられる。一瞬、答えに窮していると、「それ、デザートカクテルなんで!!」とこれまた強い口調で言われた。デザートカクテルだから20分かかるってのもおかしな話っていうかそうならそうと書いておけよと思ったが、とりあえず友達はコーラに変更。
気を取り直して乾杯して今度は料理を、ということになると、「あれがない、これがない」という感じで、注文しようとするメニューが片っ端から品切れだと言う。今日は花見日和だし、お客さんも多そうだからしょうがないのかな、と思ったが、それにしても頼もうとしたメニューの3～4割くらいが品切れとは……。どう考えても仕込みのミスだとしか思えない。
極めつけは、シメで頼んだおむすび（これも本当は葉っぱでくるんであるのだけど、「葉っぱがないから、おむすびだけでいいですか!?」と激しい口調で告げられた）に使っているご飯が、ぼろぼろ。炊いたあとに10数時間保温した上にすり鉢でつぶしたようなご飯をぐちょぐちょに握ってある。しかも具なし。ご飯に塩味すらついていない。いまどきのコンビニおにぎりにも負けてるなぁと思った。
ちなみに強い口調でガツガツ来たのは店長であった。対して、他のヒラ店員はみーんなニコヤカだし対応もよい。どうなんだ、この店。
▲でもデザートはうまかった。
釈然としない気持ちになりつつも、今度は夜桜ってことで井の頭公園を散策。昼間、花見客が使っていたと思われる大量のシートが地面に敷きっぱなしであった。他にも空き缶やらポリパックやら、ゴミというゴミが集まりまくり。こういう悪しき文化を撲滅する、うまい方法はないものだろうか。
さらに深夜、自宅で朝までダベリング。