2004年09月10日
オキ日記 : 悪いことをしてしまった
祖母宅2日目。バアちゃんやオバさんとも顔を合わせたら、早くもやることがなくなった。超ヒマ。
このときのためにノートPCを買わねば!とも思うが、逆に言うと実家に帰ったときしか使わなさそうなので購入には踏み切れない。買ったら買ったで絶対モバイルしたくなるので、そうすると今のmovaのみの通信環境ではどうしようもない。まだ拙者が買う時期は来てないみたい。
死ぬほど山を見て過ごそうかと思ったが、黒目が緑色になりそうだったので断念。おかんが病院に行くついでに車に乗せていってもらうことに。バアちゃん宅から病院のある拙者の地元(すでに実家はない)までは車で30分ほどなので、気軽に行けないところが面倒くさいところ。帰省したからといって、地元の友達にホイホイ会えるわけでもない。
それでも2人ほど携帯メールで呼び出してファミレスで会う。2年ぶりくらいだが、話すとすぐに高校の頃の空気に戻った。なんだか不思議。そしてなぜか全額、拙者がおごる。なんだか不思議。つーか、ふつう逆だろ! 遠いところを帰ってきたのに! しばらく帰省しないことを心に誓う。
夜、母親の再婚相手(黒岩さん・仮名)に会う。黒岩さんはハゲだった。やたら気を使ってもらって、ビールを注いでもらったり、寿司をおごってもらったり。拙者はまったく平常心だったのだが、向こうは緊張しているらしく異常なピッチでアルコールを摂取していく。
ふと、田舎の人は酒を飲むとみんな気がデカくなることを思い出した。拙者が子どもの頃に「酒なんか絶対飲まない!」と思っていたのは、お酒の味が気に入らなかったんじゃなくて、それを飲む大人がとてもカッコ悪く見えたからなんだな、と初めて気がついた。
やたらニヤケた顔をしながら、必要以上にデカイ声で「ボク、いくつ!? ねえ、いくつ!? おっちゃん、飴持ってるよ!!! あげようか!?」とか言われ続けると、そりゃ嫌いにもなるよ。
そんなことをぼーっと考えていた拙者を見て、不機嫌になっている、とおかんと黒岩さんは判断したようだった。悪いことをしてしまった。