2004年08月06日
オキ日記 : 軽井沢へ滝を見に行くのだの巻 vol.2
早朝に起きて、昨日見られなかった宿周辺の雰囲気でも楽しもうかと思っていたが、結局起きられず。到着が遅かった上に、シャワー浴びたり酒飲んだりとダラダラしてる間に結構時間が経って寝るのがかなり遅かったのが敗因である。朝食に顔を出したのも、そのホテルに泊まっている客の中で一番最後であった。
とは言っても、小さいペンション風のホテルなので、客は全部で15名程度。オンシーズンだというのに大丈夫なのか。朝食は、パン、ベーコン、スクランブルエッグ、サラダ、ブルーベリージュース、ヨーグルトという構成。味は可もなく不可もなくという感じ。唯一、ブルーベリージュースは濃厚でウマかった。地元のお土産品をそのまま出してる臭かったが。
たらたらと脳内で文句を挙げつつ、朝食を終えてすぐにチェックアウト。フロントには昨晩、大量の肉を見せつけてくれたオーナーが1人。視線が合うと、「うちの美味しいコースを食べられなかったとはもったいない~」などと遠まわしに晩飯なしの宿泊を否定する動きに出られる。「うるせい、拙者だって好きで遅れたわけじゃないんでい! 大体ウマい鴨刺し食ったんだから満足だよ」と毒づく。あくまで心の中で。
代金を支払って「これからタクシーかバスで駅まで行きますわー」なんて話していると、なんとオーナーが中軽井沢駅まで送って行ってくれるという。む、オーナー実は気さくでいい人かも。かと思ったら車の中では客に許可も取らずにいきなりタバコを吸い出して、配慮がない人かも。でも送ってくれたので表面上はニコニコしておいた。
中軽井沢駅から軽井沢駅まで電車で移動。この辺の路線は「しなの鉄道」というらしい。乗客は観光と地元民が半々という感じ。1駅なので5分ほどですぐ着いた。
▲駅隣にはなぜかNIKEショップが。テニス好きが多いからってこと?
コインロッカーに荷物を預けて、ついでに昼飯がてら駅で売っていたカップオムライスを買う。これまた軽井沢には似つかわしくない店だが、味はウマイ。地元の男子中学生がこぞって買い食いしていたのが印象的だった。
▲駅内の温度表示。たしかに涼しいが、歩いていると汗ばむ陽気。
バスに乗り換え一路、白糸の滝へ。山道をグネグネと行くが、バスに乗ってしまえば長い山道を歩かなくてもよい。滝近くに駐車場があることはあるのだけど、さすがにこの時期は車がいっぱいで止めるのも一苦労という感じだった。結構本数が走っているので、手軽にバスで来て正解。バス停から滝までは歩いて2~3分である。
▲白糸の滝のバス停周辺。このように売店やらトイレやらがずらっと並ぶ。
▲滝までの小道の横には川が流れている。犬を連れている地元民らしき人も。
▲滝独特の迫力はないけど、雰囲気があってイイ。手軽に来られる分、人が多いのが難点だ。
一通り撮影を済ませてから、滝のそばにある脇道を探検してみることに。あとから分かったのだが、この道は隣のバス停から歩く遊歩道コースであった。基本的には上のほうから下ってくるようにできているので、全体的に上り坂で結構つらい。
この道を中途半端に歩いてしまったものだから、結局引き返すのももったいないということで一気に踏破することに。ガンガン行くが、出会う人間は反対側から下ってくる人ばかり。そりゃわざわざ苦労することはないよなぁ。三脚がミニタイプで良かった。
なんとか40分ほど歩いて次のバス停である「峰の茶屋」に到着。時間もちょうど昼時になっていたので、同名のレストラン兼おみやげ屋さんに入って昼食を摂ることに。
▲軽井沢なのになぜか「ローマ風トマトスパゲティ」。でもウマイから許す。
腹いっぱい食ってから軽井沢駅までバスで帰還。ブラブラしていたら雨がパラつき出し、ついに雷まで鳴り出したので急いでおみやげを購入して新幹線で脱出した。自分へのおみやげとして買った「よなよなエール」を車中で飲んでいい気分。急ぎ足だったが軽井沢はなかなかよろしいところであった。