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2004年08月05日

オキ日記 : 軽井沢へ滝を見に行くのだの巻 vol.1

東京駅に行く前に新宿寄って機材調達を兼ねた買い物とか。軽井沢へは夏期休暇として行くわけだが、そのついでに仕事の撮影もしてしまおうというわけである。ヨドバシでDVカメラ(SONY DCR-PC350)とデジカメ(Canon IXY Digital 200a)が一緒に入るバッグをゲット。バッテリー類も一緒に入れられて、仕切りがあるものを選んだ。またLowepro。バッテリも買うが、魚眼レンズは在庫切れだった。取り置きをお願いしておく。

買い物を終えて中央線で東京駅まで移動。ちょっと待ちぼうけして18時出発のところが諸々の事情で20時すぎの出発。直前に夕食なしの宿泊プランに変更しておいて正解であった。新幹線で一路、軽井沢へ。


▲車中で遊んでたらオモシロ模様が撮れた。8秒露光。

軽井沢到着は22時前。田舎でも観光地なら晩飯はなんとかなるだろと思っていたが、甘かった。駅前はすでに真っ暗。正確には、東京並みに街灯の数が多くて道は明るいのだけど、ご飯を食べられそうなお店は軒並み閉まっている…。


▲しばし呆然。少しだけ車は走っていた。

それにしてもさすが高原だけあって、気温は21度の表示。半袖だと肌寒いまではいかないまでも、涼しくてキモチイイ。しかしとにかくメシだけはなんとかせねばということで目の前の道を少し歩く。と、地元民の溜まり場のような定食屋兼居酒屋を見つける。旅行客が来る雰囲気はないが、逆にこういうところの方がウマイだろうなぁと思いスパッと入店。名前は「関所茶屋」。(あとから確認したら、和食居酒屋とあった。でもこういう店って田舎だと必ず定食やるよね)

店内では案の定、地元のオッサンらしき人たちが3人くらいいた。彼らはバラバラに席に座り、チビチビと酒を飲んだりしていた。人のよさそうな従業員も、これまた地域密着の味が出ているオバさん数名という構成。奥の座敷に通されて、やっと落ち着く。見知らぬ土地に空腹のまま放り出される、というのが効いているらしく、なんだかとても疲労している感じだ。すかさず地ビールを注文する。すると、これがなかなかコクがあってイケる味。ゴクゴク飲むというよりは、じっくり楽しめるビールのようだ。


▲拙者が注文した「軽井沢定食」。おかずは鴨刺しと魚の天ぷら。

時間も無いのでちゃちゃっと食ってホテルに行かねば、と思っていたら、思いがけず定食がウマイ。メインの鴨刺しの脂のノリ具合が絶妙で、ご飯とよく合う。生姜を添えて食べるとビールにもよく合う。口に入れたあとには、燻製のような香ばしい香りがいつまでも続く。魚の天ぷらも素晴らしい揚がり方をしていて、激ウマ。そもそも税込みで1,449円という値段なので、ある程度の味は保証されるべきなのだが、高いだけでクソまずい料理を出す努力ゼロ店舗が多い東京とは大違いである。ご飯もおいしいし、みそ汁もダシがよくとれていた。軽井沢とのファーストコンタクトとしては、大成功。


▲これが鴨刺し。最高にウマイ。ウマすぎてビビった。

大満足の気分で晩飯を食い終えると、ホテルに行く前に飲み物を調達したくなる。酒の一本でも、と思ったがこれまた酒屋らしき気配はない。当然と言えば当然なので諦めかけたところ、すこし遠くにコンビにらしき看板を見つける。だが、その看板はローソンのブルーでもなく、セブンイレブンのグリーンでもなく、見慣れない真っ赤な表示。とりあえず歩いて近くまで行くと、その店舗はどうやらコンビニのようだった。ただし地方展開のチェーンらしく、看板には「SAVE ON」とある。なんだかスーパーのようだ。


▲あしたのジョーキャンペーン中らしい。

とにかく開店しているので酒を少々と、お茶などを購入。この時点で23時前なので、急いでタクシーを拾ってホテルへ。さすがに道路もすいていて、バンバン飛ばして10分くらいで到着する。おそるおそる入り口の扉を開くと、フロントにいたオーナーらしき人がどこかに電話をしていた。カウンターにはなぜかステーキ用の牛肉が10人前ほど置いてある。「あ、見せちゃいけないもの見せちゃった」という顔を浮かべるオーナー。こちらもものすごく遅れた上に、見ちゃいけないもの見てすいませんという気持ちに。しかし宿泊代は安いのであまり気にしてはいけない。ささっとチェックインを済ませてシャワー浴びて就寝。明日は目的の滝見物だ。

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