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2003年07月23日

オキ日記 : お客さんはみんな笑顔

三連休中日。昼過ぎまでゴロゴロしてから、初台のICCへ『サウンディング・スペース 9つの音響空間』を見に出かける。ついでにメンバーシップも更新。忙しさに負けて、とうとう6月下旬までやっていた『E.A.T.』は見に行けなかった。

展覧会のタイトルどおり、作品は基本的に音を中心として語られる。インタラクションのある作品は少なく、どちらかというと淡々と進むようなモノが多かったため、空間が非常に静的であった。簡単に言うと退屈な時間が多し。無響室を利用した作品も、今日の分の整理券を配り終えており見られなかった。

その中でも、特筆すべきはChristina KUBISCHの『East of oasis ─ twelve gates to sound』。受信機がついたヘッドフォンを装着して、ギャラリーに配置されたケーブルの中を歩くと音が流れてくる、という作品で、これが不思議と素直に笑顔になれる。子供が新しいおもちゃを見つけたような感覚で、ヘッドフォンをつけたお客さんはみんな笑顔だった。こういう雰囲気イイなぁと思った。

家具屋とヨドバシカメラ、それに無印良品に寄って帰宅。

帰りの電車で、厚かましいオバんを見てせっかくICCで充電してきた心が萎える。ほら、よくいるでしょう、電車のドアが開くなり空いてる席に向かってダッシュして、「この席とった!」と言わんばかりのオバん。小学生とかならまだしも、いい年こいた大人のやることかと。もうアホかと。バカかと。

しかも、ゲットした席でオバんがすかさず広げた本のタイトルが『心の病と社会復帰』。思わず「お前が一番患ってんだろヴォケが!」と怒鳴ってやりたくなった。しかもオバんは、本を読みながらウンウン一人でうなずいてるしな。もう重症。

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