高品質な素材を無料ダウンロードできるCreative Cloud Marketが登場

こんにちは、プール通いを始めたオッキーです。

今日は、Webに限らずすべてのクリエイティブに関わる人たちに向けて、グッドニュースをお知らせします。Adobeが、あらゆる高品質な素材を無料でダウンロードできるCreative Cloud Market(以下、CC Market)をローンチしました。

このようなモダンなUIキットのPSDや……

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製品イメージなどに使えそうなMac、iOSデバイスのテンプレート(もちろん部品ごとにレイヤーが分かれたPSD)、

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アプリやデザインのアクセントとして使えそうなSVG(!)アイコン、

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リピートすることを想定して作られているパターン画像、

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果てはPhotoshop用のブラシまで……

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これらすべてが無料でダウンロードできます! もちろん、商用利用も含めたあらゆるプロジェクトで利用可能です。

ダウンロードは毎月500個までという制限はありますが、500個ということは毎日15個ダウンロードしても余るほどの数ですから、心配は取るに足らないでしょう。

ダウンロードできる素材の種類

大きくわけて、6種類のカテゴリーが用意されています。

  • テンプレート画像:マスクが適切に設定された、写真やCGなどのレイアウト用テンプレート(PSD)
  • UI:PC、モバイルなどWeb用のフルキット、フォーム、チャート、ナビゲーション、ウィジェット(PSD)
  • ベクトルシェイプ:Photoshop、InDesign、Illustratorなどで使える拡大縮小可能なシェイプ(SVG)
  • アイコン:DTP、Webなど、あらゆる用途に使えるアイコン(PNG/SVG)
  • パターン:リピートが想定されたイラストやテクスチャなどのパターン(PNG/SVG)
  • ブラシ:Photoshop用のブラシ(ABR/TPL)

利用条件

CC Marketを使うには、Creative Cloud有償サービスのメンバーである必要があります。プランとしては、単体 or コンプリート(いわゆる通常版)が対象となります。なんらかのAdobe製品をお使いの方であれば、特に問題はないかと思います。

なお、フォトグラフィプランは対象外ですので注意してください。

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使い方

まずCreative Cloudデスクトップアプリケーション(以下、CCDと略します)を起動します。CC以降のAdobe製品をお使いの方にはおなじみの、アプリをインストール/管理するための、あのアプリです。

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よく見ると、上部のメニューに「アセット」という見慣れないメニューがあるはずです。この中に、以前からあったCreative Cloud Files、Typekitなどの機能と一緒に、Creative Cloud Marketが追加されています。「アセット」が表示されていない場合は、CCDを最新版にアップデートしてください(※)。

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「アセット」→「マーケット」と進むと、そこがCC Marketです! 気になる素材を見つけたら、サムネールをクリックしてみましょう。

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素材個別の画面に遷移し、作者などの詳細情報が表示されます。この画面で、「ダウンロード」ボタンをクリックすると、Creative Cloud FilesのMarket Downloadsフォルダに素材がダウンロードされます。あとは、お好みのアプリで開くだけ! かんたんですね。

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ちなみにCreative Cloud Filesとは、CCDをインストールすると自動的に使えるようになるDropboxのようなストレージサービスです(以前はCreative Cloud Connectionという専用ソフトが必要でしたが、不要になりました)。有償メンバーシップだと20GBまで使えます。フォルダの場所が分からない場合は、「アセット」→「ファイル」から開けます。

また、「マーケット」の右横に表示されている▼ボタンをクリックすると、ソート順やカテゴリーを変更することもできます。右上の検索ボタンからは、テキスト検索も可能です。

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FAQ

この素材は誰が作ってるの?

世界中のクリエーターです。Behanceというポートフォリオサービスで発表されているものの中から、Adobeによってセレクトされています。おそらく、その過程で権利処理も行われていると思われます。

ダウンロードした素材のシェアや再配布は?

できません。ただし、先に述べたように商用利用も含めたあらゆるプロジェクトで利用可能です。

オレ/ワタシのイケてる作品もCC Marketで公開したい!

AdobeがBehanceで探しているそうなので、Behanceに投稿しまくるといいかも。

CCDのウィンドウサイズが固定で見にくいんだけど……そもそもブラウザで見られないの?

私もそう思います。


というわけで、ひっそりと?リリースされたにも関わらず、かなりイイ感じ♪のCreative Cloud Marketのご紹介でした。

※CC Marketは、2014年7月3日にリリースされたCCD 1.7.0.413で実装されました。

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Yohsuke Kobayashi Trade Worts.co.Ltd. 2016年6月 7日 15:00

私達は、トレードワークスと言う、証券会社向けフロント・システムを開発し、証券会社様にASPサービスとして提供している会社です。この度、あなた方のアイコンを、私達のサービスで使いたく、あなた方のアイコンを購入させていただきました。弊社サービスの中で、あなた方のアイコンを使わせていただいても、貴社著作権上 問題ないでしょうか。お返事お待ちしております。
I’m Yohsuke Kobayashi, Trade Works Co.,Ltd. We made Internet Front System for Securities Farms. And our business is ASP Service for Securities Farms. We bout your Icons and we will use your icons in my Servicies. Are you OK? we will receive your answer. Best Ragards.

オッキー 2016年6月 7日 15:11

本記事で紹介しているCreative Cloud Marketは、アドビシステムズ株式会社によるサービスであり、本記事の執筆者である沖とは無関係です。

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