- 2011年8月23日 20:20
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キヤノンのインクジェットプリンタ「PIXUS MG6130」を使っています。プリントの他にも、スキャンやコピーなどもできる、いわゆる家庭用複合機です。無線LANがついているので、普段作業している部屋から離れたリビングに本体を置くことができ、なかなか快適です。
さて、今日はこのプリンタを使っていて感心したことをご紹介します。下のダイアログを見てください。
これは、印刷の進捗を示すために表示されるダイアログですが、左下の赤い囲みにご注目。「インクを購入する」ボタンが表示されています。
インク購入に結びつけるボタン
ボタンをクリックすると、ブラウザが起動して次のようなページが表示されます。
ここまで来れば、お気づきでしょう。さらにボタンをクリックすることでキヤノンのオンラインショップにジャンプし、使っているプリンタの機種に適合したインクが表示されるのです。あとは、商品をカートに入れて注文手続きをするだけ、という仕組みです。
さらに、切れそうなインクが優先的に上の方に表示されたり、他の色とのセットも表示されたりと、至れり尽くせりといったところ。
「インクを購入する」ボタンは常に表示されているわけではなく、多色インクのいずれかが切れそうになったときだけ表示されます。ユーザーとしても、いつもと違うボタンが表示されていることで気づきやすいですよね。
ユーザーも嬉しい、キヤノンも嬉しい
調べてみると、この機能は「かんたんインク購入」と呼ばれ、キヤノンのプリンタの一部に組み込まれているようです(ちなみにMacは非対応)。
キヤノン:インクジェットプリンター PIXUS|かんたんインク購入
http://cweb.canon.jp/pixus/software/ink.html
ユーザーにとっては、「買い忘れを防げる」、「いちいち型番を見たりしなくてもよい」といったメリットがありますね。なにより、「すぐ買える」というのも魅力です。
一方、キヤノンにとっても、「直接インクを買ってもらえる」、「ユーザがどのくらい製品を使っているかのデータを取得できる」という利点があり、お互いが嬉しくなれる良い機能だと思いました。
気になるのは……
ただ、やはり頭痛のタネになるのはインクの価格です。現在、キヤノンを含めた多くのプリンタメーカーが本体を低価格(この機種も20,000円くらいで買えたのでビックリしました)で販売する一方、インクは非常に割高な価格設定になっています。
私の機種を例に挙げると、全6色のインクを1回取り替えるだけで5,490円(!)もかかってしまうのです。4回の交換で新しいプリンタを1台買えてしまうほど。さすがに高い。
サードパーティーによる安い互換インクもあるのですが、過去に持っていた機種で互換インクを利用すると発色が悪くなった経験があり、それ以降は必ず純正のインクを利用するようにしています。
せっかくの良い機能なので、ガンガン印刷してガンガンインクを買いまくるためにも、もうちょっと安くなるとさらにいいなーと思った夏の午後でした。
Canon インクジェット複合機 PIXUS MG6130BK 光でナビする新UI 6色W黒インク 自動両面印刷 前面給紙カセット 有線・無線LAN搭載 ブラック ハイパフォーマンスモデル
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