- 2008年12月 4日 23:21
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噂のProgression勉強会に潜入して、勉強してきました! というわけで、個人的に取っていたメモを公開します。メモは、拙者が興味のあるところだけになりますので、ご留意くださいね。
残念ながら時間の都合上、懇親会には行けなかったので、ぜひまた勉強会に参加したいです。
「Adobe最新情報」Adobe 西村さん
XFLの読み込み
After Effects CS4 → Flash CS4 Professional
- After Effectsで編集したタイムラインを読み込めます。
- 映像はすべて自動的にFLVに変換されてるみたいです。
- もちろんレイヤーも反映。
- ただし、デモだとタイムラインに余計な空白キーフレームができてるようでした(再生には問題なさそう)。
InDesign CS4 → Flash CS4 Professional
- InDesignでレイアウトしたオブジェクトを読み込めます。
- 読み込んだオブジェクトに対して、どこまでFlash側での加工が可能なのか? → その場でははっきりとした答え出ず。
- テキストフィールドにはFlash Player 10からの新テキストエンジンが適用されているのかどうか? → その場ではh(ry
Dreamweaver CS4のPhotoshopスマートオブジェクト
- PSDファイルをDreamweaverに挿入すると、自動的にウェブ用の画像を作成してくれます。
- さらに、PSDファイルへのリンクが張られ、PSD側に更新があった場合にDreamweaverが検知するようになりました。
- もちろんDreamweaver側への反映は「更新」ボタンで一発!
「ProgressionでAIR」楢山哲弘(northprint)さん
- gihyo.jp中!(毎週火曜日更新)
開発に必要な手順
- 「Flash CS3 Professional 用 Adobe AIR 1.1 アップデート」をインストール。
- Progression プロジェクトパネルの「AIRプロジェクトとして作成」にチェックを入れてプロジェクト作成。
- FlashDevelopを使う場合、Project → Properties → SWC Include Librariesに「Flash CS3のインストールフォルダ(WindowsのデフォルトだとC:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS3)\AIK\frameworks\libs\air\airglobal.swc」を指定すると、AIR関連のコードヒントが出るようになります。
RSSリーダを作ってみる
主な流れ
- RSS読み込み
- ローカルファイル読み込み
- 双方の比較
- 更新されていたら最新ファイルでローカルファイルを上書き
ポイント
- Progressionを使う上で大事なのは、シーンをどのように使うか、を考えること。今回、シーンは「RSSの履歴の移動」に使いました。
- 処理の記述はカスタムコマンドで行うと便利。1回作っておけば使い回しが可能です。ここでは「ローカルファイルを読み込む」「ローカルファイルに保存する」をカスタムコマンドとして作りました。
- 小技として、RSSの本文をCastButtonのツールチップに入れています。ツールチップは結構便利らしいです(沖注:ツールチップは便利そうだなーと思いつつ、拙者はまだ使ってない)。
「タイムライン派にもやさしいProgression」fumixさん
コンポーネントベースの事例紹介
- URLは大人の事情で公開できないとのこと。大人むずかしい><
- アニメーションは、すべてタイムラインベースでつけました。
- 書いたスクリプトは、外部SWF/XMLの読み込みだけ。
制作手順
- サイト構造を表す「easycasting.xml」を書きます。これはProgression シーンエディターでやるのが便利。
- シーンができたら、Progression シーンエディターの「書き出し」→「キャストをシンボルで書き出し」を実行します。これでライブラリに雛形のシンボルが書き出されます。ちょう便利!
- 書き出された空のシンボルに、画像、エフェクトコンポーネント、アニメーションを作っていきます。
「InOutMovieコンポーネント」が便利らしい
- 「InOutMovieコンポーネント」を置いたキャストには、in、stop、outという3つのフレームラベルをつけます。
- in → stopの間は、そのキャストが表示されたときに行うアニメーションをつけます。
- stop → outの間は、そのキャストが消えるときに行うアニメーションをつけます。このとき、遷移した先のシーンにもそのキャストが設置されているときはアニメーションが再生されないので注意。
- 意図したタイミングでスクリプトを実行したいときは、キャストの任意のフレームにスクリプトを書きます。
- ただし、そのままだとキャストが表示されているかどうかにも関わらず、SWFが再生されたタイミングでスクリプトが実行されてしまうので、キャストの1フレーム目にstop();を書いておきましょう。
「制作のお供にいかがでしょう?」あつのすけ(flabaka)さん
- 複数のエフェクトをかけたら、どういう結果になるのか、パブリッシュするまで分からない 。
- これを解消するために、まず「EffectViewer」を作りました。
- 使い方はこちら→http://trac.progression.jp/wiki/extensions/TransitionGenerator
「Progressionの広め方」面白法人カヤック 道家さん
- 広める前に、どんな人(初級者~上級者、アニメーター~スクリプター)が、どんなものを作る(ブログパーツ、キャンペーンサイト、ゲーム )かを考えることが大事ですよ。
- いずれにしても、最初はCommand、Cast、Sceneの3つがProgressionの基本構造になっていることを教えるのが良さそうです。
- みんなもっとカスタムコマンドとか共有していこうぜ!
「Progression 3.1」niumさん
- 全36種類くらい(CS3、CS4、Flash Player 9、Flash Player 10、AIR 1.1、AIR 1.5など)の書き出しに対応します。
- プロジェクトの書き出しが速くなります。その訳は、SWC書き出しをサポートした(useSWCLibrariesオプションが増えた)こと。ASファイルを200個ほどコピーしていたのを、SWCファイル1つにすることができるらしい そりゃ速くなるなぁ。
- 空のプロジェクト設定(例えばプロジェクト名など)があれば、ダイアログで入力を促すことができるようになります。
- プロジェクトの書き出し先を保存できます。
- プロジェクト作成後の自動パブリッシュをオフにすることができます。
- プロジェクト作成後の動作(プロジェクトを開く、Flashを終了するなど)を設定できるようになります。
- プロジェクトフォルダにどんなファイルが書き出し、上書き、削除されたのかなどの、処理内容を詳しく表示できるようになります。プロジェクトのアップデート時に便利そう!
- アップデート時にバックアップを作成できるようになります。
- 追記:正式サポートされない機能ですのでご注意を!→アップデート時にプロジェクトの制作スタイルを変えてアップデートすると、不要なファイルを削除してくれます。
- アップデート中にFlashが強制終了しても、プロジェクトフォルダにバックアップファイルの場所を書いたログを残すようになります。
よろしければコメントをどうぞ!
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