- 2010年5月 8日 10:08
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気にする人はいじりまくり、気にしない人は何もしない、そんなシンタックスカラーリングのお時間です。エディタ上で、テキストの一部分を特定の分類ごとに異なる色やフォントで表示するアレです。FlashDevelopでは、設定項目がどういう箇所を示しているのか分かりにくいので、まとめてみました(ActionScript 3のみ)。

シンタックスカラーリングの編集方法
- 「ツール(Tool)」→「シンタックスカラーリングの編集(Syntax Coloring)」を開きます。
- ダイアログが開いたら、左上のプルダウンメニューから編集したい言語を選びます(ドキュメントを開いている場合は、自動的にそのドキュメントに対応した言語が選ばれます)。
- 編集しまくります!
なお、このダイアログで編集した内容は、すべてユーザーディレクトリ以下の「FlashDevelop\Settings\Languages」にある言語別のXMLファイルに保存されています。XMLファイルを直接編集してFlashDevelopを再起動すれば、ダイアログを使わなくてもシンタックスカラーリングを編集することができます。
設定項目の説明
さて、本題です。ActionScript 3の設定項目(シンタックスカラーリングの編集ダイアログの左側に表示されているリスト)の説明をまとめました。調べても意味が分からなかったもの、設定しても反映を確認できなかったものは、空欄にしてあります。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| default | 全体のベース |
| comment |
複数行コメント(/*から*/まで) |
| commentline |
単一行コメント(//から行末まで) |
| commentdoc |
ASDocコメント(/**から*/まで) |
| number | 数値リテラル(Number、int、uint) |
| word |
キーワード類(AS3.xml内のas3-secondary-keywordsで指定) |
| string |
"(二重引用符)で括られた文字列リテラル(String) |
| character |
'(引用符)で括られた文字列リテラル(String) |
| uuid |
|
| preprocessor |
|
| operator | 演算子 |
| identifer | 識別子 |
| stringeol |
|
| verbatim |
|
| regex | 正規表現リテラル(RegExp) |
| commentlinedoc |
|
| word2 |
ビルトインクラス(AS3.xml内のas3-additional-keywordsで指定) |
| commentdockeyword | ASDoc タグ |
| commentdockeyworderror | 不正なASDocタグ |
| globalclass |
キーワード類(AS3.xml内のas3-primary-keywordsで指定) |
| gdefault | コードがない領域 |
| linenumber | 行番号 |
| bracelight | ハイライト中の括弧 |
| bracebad |
|
| controlchar |
|
| indentguide | インデントガイド |
| lastpredefined |
|
word2とglobalclassは、XML内の指定を逆にした方が自然な気がしますが、昔からこういう仕様のようです。
イイ感じのものができたら公開してみるとか?
ワタクシも参加しているFD.jpでは、有志の方々がサンプルを公開されています。シンタックスカラーリングを分かりやすく表示するためのテンプレートも用意されていますので、バンバン利用していきましょう。
近日中に、ワタクシが使っているシンタックスカラーリングも公開したいと思います!
よろしければコメントをどうぞ!
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