Tweensy解説 #3 refreshType, secondsPerFrame, updateTo

Tweensy解説の第3弾です。今回もトゥイーンをコントロールする方法の説明になります。

トゥイーンをコントロールする 2

Tweensy.refreshType、Tweensy.secondsPerFrame(時間ベース vs フレームベース)

Tweensyは、デフォルトでは時間をベースにしてトゥイーンを行います。時間ベースでは、あなたが定めた時間でトゥイーンが終了することになります。Flash IDEで作成したムービークリップのアニメーションはフレームベースで、Tweensyはこのモードでも動作するようにオプションを提供しています。フレームベースで動作させるときは、それぞれのENTER_FRAMEが1フレームにつき何秒で動作するかを定義することができます。もしあなたが、30FPSのFLAフレームレートと合わせたいのであれば、SPF(訳注:secondsPerFrameのことと思われる)を1/30にします。または、あなたがフレームレートを2倍にしたいならば、1/30に2を掛けます(訳注:つまり1/15ですね)。

Tweensy.refreshType = Tweensy.FRAME;
Tweensy.secondsPerFrame = 1/30;

訳注:SPFの値が適用されるのは、Tweensyでコントロールするトゥイーンのみです。Flash IDEやTweensy以外のクラスで作成したトゥイーンは、その影響を受けません。

Tweensy.updateTo(動作中のトゥイーンを更新する)

動作中のトゥイーンは、残っている動作時間内でシームレスに位置を更新することができます。

Tweensy.updateTo(myInstance, {x:250});

訳注:意味が分かりにくいので例を挙げておきます。以下のように書くと、myInstancexは500ではなく、250に動きます。

Tweensy.to(myInstance, { x: 500 } );
Tweensy.updateTo(myInstance, { x: 250 } );

つまり、一旦動作しはじめたトゥイーンに対して、途中で目的地を上書きするためのメソッドのようです。「残っている動作時間内でシームレスに」というのは、例えば5秒間かけて行われるトゥイーンを開始し、3秒後にTweensy.updateToで目的地を上書きすると、残りの2秒間をかけて新たな目的地に向けてトゥイーンが実行され続ける、ということを指していると思われます。


次回は、トゥイーンを繰り返す方法を紹介します。これでコントロール系の説明は終わりになる予定です。

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