2003年12月21日

[映画] マトリックス レボリューションズ

お話については、もはや公開される前からなんとなく想像したとおりだったので、逆に違和感はなく見ることができた。

それよりも今回も出るわ出るわ新キャラの嵐。映画の続編を作るとき、すでに死んでしまったり、何らかの理由でいなくなってしまったキャラクターの代わりにまったく新しい誰かを登場させることはよくあるけど、これがいわゆる続編のジンクスに深く関与しているのではないかと思う。

まず続編が作られる映画というのは、ある程度観客に受け入れられた作品だということが言える。そのような作品に触れた人たちは、自分の脳内でその作品は「こうあるべきだ」あるいは「こうあって欲しい」という一つの基準を作る。そして期待された続編で、自分が思い描いていた世界観や人間関係に、いきなり土足で踏み込んでくる新キャラクターを受け入れられなくなる。

少し残酷なような気もするけれど、ここが続編モノの難しさだと思う。今回のマトリックスで言うと、トレインマンやらサティーなど、「なんでこんな重要なキャラが今まで出てこないのか」という人たちがガックシしてしまう原因の一つではなかろうか。それはさておきミフネ船長は男臭くてカッコ良かったわけだが。

全然内容とは関係ないことを書いてしまったけど、後半のネオvsスミスには今回も大笑いしたことを記して、良しとしていただきたい。

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